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2003 年度 実績報告書

東南アジア諸国の基礎教育に対する国際協力援助方法の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 14251003
研究機関筑波大学

研究代表者

村田 翼夫  筑波大学, 教育学系, 教授 (10000085)

研究分担者 西野 節夫  名古屋大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10172678)
礒田 正美  筑波大学, 教育学系, 助教授 (70212967)
中田 英雄  筑波大学, 心身障害学系, 教授 (80133023)
内海 成治  大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 教授 (80283711)
キーワード基礎教育 / 基礎教育の普遍化 / 国際協力援助 / 国際教育協力 / 発信型協力援助 / 教育経験 / ドロップ・アウト / 識字教育
研究概要

平成15年度も全体研究会を2回開催した。第1回は平成15年7月12日(土)に筑波大学教育開発国際協力研究センターにおいて行い、研究の進め方、研究の目標、外国調査について協議した。第2回は、平成15年12月20日(土)に同センターにおいて開き、外国調査報告を受けて国際協力援助方法の比較検討を行った。また、研究成果の中間報告書の作成方法について相談した。平成15年8〜9月にタイ、カンボジア、ラオス、11月スリランカの現地調査を実施した。昨年度と同様に各国の文部省、JICA事務所、国際協力機関、初等中等学校等を訪ねて資料収集を行い、基礎教育開発及び国際教育協力に対する各国の動向と問題点の把握に努めた。タイでは周辺国への南南教育協力、カンボジアでは初等中等学校の理科教育、ラオスでは教育経営・教員養成、スリランカでは障害児教育の調査に重点を置いた。タイの南南教育協力では、周辺国でタイ語が共通の言語として使用されている利点を生かした教育協力が展開されていた。このような南南教育協力をわが国が支援する方策及び可能性を検討した。フィリピン・カンボジアでは、理科教育の現職教育に対する研修のあり方に関する調査を行った。ラオスでは識字教育に対するNGO活動も含めて、教員の基礎教育普及に関する活動のあり方について調査した。タイでは、とくに東北地方のコンケン大学及びラチャパット・インスティチュート(地域総合大学)のラオスに対する教育協力の在り方に関して調査した。インドネシアでは障害児教育の歴史、法規、学校数や児童数・カリキュラム・教員の資格などについて調査した。以上の調査結果を平成16年3月に研究成果として中間報告書にまとめた。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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