研究課題/領域番号 |
14251012
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
安藤 正人 国文学研究資料館, 史料館, 教授 (90113422)
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研究分担者 |
吉見 義明 中央大学, 商学部, 教授 (40102884)
井村 哲郎 新潟大学, 人文学部, 教授 (50303095)
猪俣 愛子(倉沢) 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (00203274)
小風 秀雅 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (90126053)
吉田 裕 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (20166979)
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キーワード | アーカイブズ / 日本植民地 / 日本占領地 / 第二次世界大戦 / アジア太平洋戦争 / 記録保存 / 史料 / 略奪 |
研究概要 |
平成14年度は以下の外国調査並びに国内調査を実施し、史料の複写収集と関係者からの聞き取りによる情報収集、並びに研究協議等を行った。 1.外国史料調査 中国(遼寧省档案館、吉林省档案館、吉林省社会科学院満鉄資料館、吉林省図書館、長春市図書館、香港歴史档案館)、韓国(韓国政府記録保存所、韓国国史編纂委員会、ソウル大学校圭章閣、明知大学校)・台湾(国史館台湾文献館、台湾大学、国防部史政編訳局、国立中央図書館)、インドネシア(インドネシア国立文書館)、シンガポール(シンガポール国立文書館)、イギリス(国立公文書館、ロンドン大学アジアアフリカ研究所)、アメリカ合衆国(国立公文書館、議会図書館、スタンフォード大学、フーバー研究所)の7カ国において、計12回実施し、資料収集並びに情報収集を行った。 2.国内関連調査 東京都内の史料所蔵機関(国立公文書館、外務省外交史料館、防衛庁防衛研究所図書館など)の他、北海道、宮城、群馬、富山、京都、滋賀、高知、大分、宮崎、熊本、沖縄など各道府県の文書館、資料館、大学等10数カ所において、本研究課題に関連する史料の調査・収集と研究協議を行った。 3.収集史料の集約・分析と研究会議 収集した史料・情報については一部資料整理補助者の協力によって研究代表者ならびに研究代表者が集約し、分析しているところである。また研究会議を数回開催して協議を行った。 なお、平成14年度の研究実績をもとに、本年7月に英国リバプール大学で開催される国際会議Political Pressure and the Archival Recordsにおいて、研究代表者(安藤)が研究発表を行う予定である(予定タイトル: "The Asian-Pacific War and the fate of archives")
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