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2002 年度 実績報告書

斎〓の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14310010
研究機関早稲田大学

研究代表者

小林 正美  早稲田大学, 文学部, 教授 (80153641)

研究分担者 吾妻 重二  関西大学, 文学部, 教授 (20192982)
吉村 誠  早稲田大学, 文学部, 講師
森 由利亜  早稲田大学, 文学部, 助教授 (30247259)
二階堂 善弘  茨城大学, 人文学部, 助教授 (70292258)
キーワード道教 / 儀礼 / 斎〓 / 天師道 / 唐代
研究概要

本年度は道教の斎〓に簡する資料を収集し、データーベースを作成した。作成した電子テキストは、『玄都律文』『太上洞玄靈寶赤書玉訣妙経』『洞玄靈寶長夜之府九幽玉匱明眞科』『太極真人敷靈寶斎戒威儀諸経要訣』『洞玄靈寶五感文』『洞玄靈寶齋説光燭戒罰祝願儀』『太上洞玄靈寶衆簡文』『太上洞玄靈寶授度儀』『受〓次第法信儀』『太上洞神三皇伝授儀』『洞玄靈寶自然齋儀』『洞玄靈寶自然券儀』『正一指教齋儀』『正一指教齋清旦行道儀』『洞玄靈寶八節齋宿啓儀』『太上大道三元品誡謝罪上品』『無上秘要』『登真隠訣』『正一解〓〓儀』『正一〓宅儀』『正一〓墓儀』『正一勅壇儀』『太上洞神三皇儀』『赤章子章暦』『要修科儀戒律鈔』『正一出官章儀』『太上黄〓斎儀』『無上黄〓大齋立成儀』『金〓斎啓壇儀』『太上靈寶玉匱明眞齋懺方儀』『太上靈寶玉匱明眞大齋言功儀』『太上靈寶玉匱明眞大齋懺方儀』『金〓齋懺方儀』『太上三五正一盟威閲〓〓儀』『太上洞淵三昧神呪齋懺謝儀』『太上正一閲〓儀』『太上洞淵三昧神呪齋清旦行道儀』『太上三皇七十二君齋方懺儀』『太上洞神太元河図三元仰謝儀』等である。
併せて、研究代表者の小林は斎〓を中心とする道教の儀礼史を構築するために、その基礎作業として唐代の道教教団の研究を行い、唐代の道教教団が天師道の道士によって構成されていることを解明した。小林はこの研究成果を「唐代の道教教団と天師道」(『東洋の思想と宗教』第20号に掲載。2002年3月)という論文にして発表した。唐代の道教教団の組織が解明されたことによって、隋唐・宋代の道教儀礼は天師道教団の中で実施されていたことが明らかとなり、道教儀礼の研究と教団・教理の研究とが連結できるようになった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小林 正美: "唐代の道教教団と天師道"東洋の思想と宗教. 20号. 1-30 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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