研究課題/領域番号 |
14310028
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研究機関 | 京都造形芸術大学 |
研究代表者 |
太田 省吾 京都造形芸術大学, 芸術学部, 教授 (30268461)
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研究分担者 |
八角 聡仁 京都造形芸術大学, 芸術学部, 助教授 (10340530)
伊藤 高志 京都造形芸術大学, 芸術学部, 教授
芳賀 徹 京都造形芸術大学, 芸術学部, 教授 (10012303)
森山 直人 京都造形芸術大学, 芸術学部, 専任講師 (20343668)
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キーワード | 舞台芸術 / 演劇 / 舞踊 / 映像記録 / 記憶 |
研究概要 |
理論的・実践的フレームワークの構築作業を、以下の二項にそくして行った。 1)理論的アプローチ:「記録」から「記憶」へ 「役者絵」と「舞台写真」という、二つの静止画による記録メディアの比較考察を本格的に開始した。浮世絵研究家の新藤茂氏を招いて、10月18日(土)に学内において、<常磐津の出語り図>をテーマにした公開研究会を開催した(一般も含めて参加者約30名)。また、その記録としてのあり方を立体的に体感してもらうために、本学情報デザイン研究センターと提携し、学内ギャラリーにおいて、京都の常磐津家元所有の出語り図コレクション約40点を扱った「目で見る常磐津」展を開催した(10月17日〜29日。総入場者数・延べ約1000人)。「舞台写真」に関しては、写真家であり、本学情報デザイン学科教授の宮本隆司氏と、数回にわたって研究準備会を開催した。具体的な研究会のテーマとして複数の候補があがったが、さらなるテーマの絞込みと、シンポジウムのパネリストやゲスト・スピーカーの人選が必要との判断から、今年度いっぱいは、より綿密な準備作業に費やすこととした。 2)実践的アプローチ:「記憶」から「記録」へ 本年度は、学術フロンティアを通じて開催している《上演実験シリーズ》のうち、『ふたつの茶壷』(狂言と歌舞伎の同一演目比較上演、5月29日)、『花粉革命』(『道成寺』をモチーフにした舞踏公演、11月8日)、『AOI KOMACHI』(『葵上』『卒塔婆小町』を翻案した現代演劇公演、12月6日、7日)の三演目を、研究分担者・伊藤高志のコーディネートにより、映像作家の木村隆志氏を中心とする撮影チームを編成して、撮影と編集作業、およびそれに基づいた本格的な上映会&研究会のための準備会を数回にわたって開催した。
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