研究課題/領域番号 |
14310030
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研究機関 | 金沢美術工芸大学 |
研究代表者 |
太田 昌子 金沢美術工芸大学, 美術工芸学部・美術科・芸術学専攻, 教授 (00285173)
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研究分担者 |
保井 亜弓 金沢美術工芸大学, 美術工芸学部, 助教授 (30275086)
星野 鈴 東京造形大学, 造形学部, 教授
大西 廣 武蔵大学, 人文学部・比較文化, 教授 (30011307)
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キーワード | 絵手本 / イメージ・データベース / 版本 |
研究概要 |
4年間計画の2年次をほぼ計画のとおりに調査・研究を行うことができた。 研究会は年間5回(5月・7月・10月・12月・3月)開催し、研究分担者4名に加えて各研究者の所属する大学の大学院生・留学生に加えて美術舘等の学芸員数人の参加による絵手本とそのデータベースに関する活発な研究発表や討議などが行われた。 今年度の在外絵手本調査・研究に関する具体的な実施と成果は以下の通りである。(1)主として「国書基本データベース」と「コーニツキー・データベース」から該当書をキーワドなどによって検索し、そこから基本目録CD(親データベースと称する)を作成した。(2)親データベースを在外主要コレクションの目録と対比し、貴重書を中心に2度にわたり調査・研究(9月:ライデン博物館、チェスター・ビティ図書館、大英博物館など、11月:大英博物館、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館など)を行い、主として調書作成と資料写真撮影を行った。(3)調査資料(調書と資料写真)を整理し、資料写真はすべてCD3枚に納めた。なお各調査先に調査成果の一環として調書およびCDを寄贈した。(1)金沢美術工芸大学所蔵の絵手本版本のデータベース化を推進することで、在外絵手本研究の基礎作業と同時にデータの増量作業などが充実した。 今後さらに未調査のコレクションを追加調査しながらデータベースを構築してゆきたい。
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