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2004 年度 実績報告書

依存症者(AC)と共依存家族の回復に有効なグループワークモデルの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14310094
研究機関東京福祉大学

研究代表者

洪 金子  東京福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (30326988)

研究分担者 関口 恵美  東京福祉大学, 社会福祉学部, 助教授 (60326981)
キーワードギャンブル / ギャンブル依存 / 予防と治療 / 病的ギャンブラー / 嵌る
研究概要

今年の実績としては、
1、研究のまとめ作業として共依存尺度の項目を完成し、共依存患者グループと健常者グループを対象として調査を行い、データを入力する作業まで終えた。なお、グループワークモデルを開発するため、多様なグループワークプログラムを実施した。後の作業としてはデータの分析を通して共依存尺度の妥当性と信頼性の検証と確定及びレポートの完成を残しており、6月までに報告書を提出する予定である。
2、臨床現場の視察、見学、および研修
Narrative Therapyの創始者であるMichael Whiteが直営しているDulwich centerに行き、国際的Conference及びWorkshopに参加した。
3、論文・学会での発表
「ギャンブル依存の問題と生活への影響」、『アディックションと家族』、日本嗜癖行動学会、家族機能研究所、2004
本研究は、韓国においてギャンブル(本稿では、宝くじの購入や金を賭けた花札やトランプゲームなどを指す。)問題がどれだけ深刻であるかを明示し、ギャンブル依存の弊害を知らせるための基礎的実証的研究として行われた。なぜならばギャンブルに対する予防や治療対策を促すためには、その根拠になる基礎的資料が必要であると考えたからである。ギャンブル依存に対する研究を通して、行動過程依存の現状やあり方がはっきり把握でき、ギャンブル依存症者と共依存関係形成の構造についても理解することが出来た。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ギャンブル依存の問題と生活への影響2004

    • 著者名/発表者名
      洪 金子他
    • 雑誌名

      アディクションと家族(日本嗜癖行動学会) Vol.22No.3

      ページ: 294-303

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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