• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

大学法人の組織論的研究-私学危機の時代における法人傘下校の再編-

研究課題

研究課題/領域番号 14310110
研究機関東北大学

研究代表者

荒井 克弘  東北大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90133610)

研究分担者 橋本 鉱市  東北大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (40260509)
佐藤 直由  東北文化学園大学, 医療福祉学部, 教授 (00125569)
秋永 雄一  東北大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90212430)
荒牧 草平  東北大学, 大学入試センター・研究開発部, 助手 (90321562)
キーワード大学法人 / 私学経営 / 学校法人の併設校 / 高等教育機関の再編 / 高等教育の拡大・縮小メカニズム
研究概要

1.月例研究会での活動
月例研究会では、参加者全員がそれぞれに担当した学校法人について、高等教育機関の設置までの経緯やその後の発展過程を法人の沿革等に着目しながら分析・報告した。そしてその報告をもとに、相互に議論することによってさまざまなタイプの大学法人の沿革について知見を広めるとともに、問題意識を深めるという作業を続けた。こうした作業を通じて訪問調査の対象となる大学法人を決定するとともに、参加者それぞれがその法人の沿革等について理解を深めた。
2.学校法人記念誌・沿革誌等の収集
学校法人の沿革を幅広く検討するために、大学法人と短大法人すべてを対象として記念誌や沿革誌の収集を行った。その際にはまず学校法人に対して記念誌類の寄贈を依頼し、それによって得られなかったものを購入するという手段をとった。寄贈依頼については全法人のうち、6割にあたる395法人から約960冊もの寄贈を受けることができた。さらに140冊ほどの年史類を購入した。これらの資料は、今年度の月例研究会や訪問調査にも益するところが大きかっただけでなく、来年度以降の大学法人・短大法人の沿革史分析に大きく資するものである。
3.訪問調査の実施
月例研究会における大学法人の沿革史等の検討を通じて、訪問調査の対象候補となる学校法人をいくつかピックアップすることができた。今年度は、そのなかから岡山県の加計学園に対する訪問調査を実施するとともに、日本私立大学協会での聞き取り調査や資料収集を実施した。また野間教育研究所等、私立高等教育機関について多くの資料を有する機関において情報・資料収集を実施した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 荒井克弘: "増え続ける収容力の背景にある「フル装備志向」"学研・進学情報. 2003年2月号. 32-35 (2003)

  • [文献書誌] 猪股歳之(研究支援者): "人口減少期における大学・短大法人の研究-高等教育機関の収容力調整-"東北大学大学院教育学研究科研究年報. 第51集. 330-342 (2003)

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi