研究課題/領域番号 |
14310114
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
今井 康雄 東京大学, 教育学研究科, 助教授 (50168499)
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研究分担者 |
佐藤 学 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (70135424)
鈴木 晶子 京都大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10231375)
樋口 聡 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (30173157)
真壁 宏幹 慶応義塾大学, 文学部, 助教授 (90229328)
藤川 信夫 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 助教授 (10212185)
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キーワード | 教育 / 美 / 文化比較 / 教育哲学 / 身体 / ミメーシス / パフォーマンス |
研究概要 |
2005年2月28日、3月1日の両日、東京大学において国際シンポジウム「美と教育の間--美は人間形成に何をもたらすか」を開催した。研究代表者・研究分担者の他、Paul Standish(シェフィールド大学)、Christoph Wulf(ベルリン自由大学)、Gunter Gebauer(ベルリン自由大学)の3氏を招いて報告・討論を行なった。参加者はのべ約140名であった。 シンポジウムのプログラムは以下の通り。 2月28日 セッションI(10:00-13:00)美と公共性--理論的アプローチ:ポール・スタンディッシュ「公的であることと私的であること:美学、教育、心理学の心理学化」/佐藤学)「アート教育の可能性」/野平慎二「崇高・公共性・教育」 セッションII(14:30-17:30)美とメディア--歴史的アプローチ:パネルディスカッション「ドイツ教育学における美学的議論の伝統」/今井康雄「メディアを通しての美的影響行使--映画「ヒトラー青年クヴェックス」の場合」/西村拓生「京都学派における美と教育」 3月1日 セッションIII(10:00-13:00)身体・身ぶり・パフォーマンス--遂行性の視点:グンター・ゲバウアー「ナポリ風ジェスチャー--ヴィトゲンシュタインと身振り」/樋口聡「身体と身:「身体」論の問題性」/藤川信夫「教育パフォーマンスに関する研究--研究の枠組み・可能性・事例」 セッションIV(14:30-17:30)ミメーシスとポイエーシス--比較文化的アプローチ:クリストフ・ヴルフ「ファンタジー形成としての人間形成--想像的なものと、文化的現象および図像のパフォーマンス性」/鈴木晶子「毛筆で書くという営み:模倣と創造のあわいをなす臨書について--際の詩学への一視角」/真壁宏幹「生成する聴取--ミメーシスと「シンボルの受胎」(カッシーラー)」
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