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2003 年度 実績報告書

日本・タイ両国における「市民性」の育成に関する実証的比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 14310129
研究機関大分大学

研究代表者

平田 利文  大分大学, 教育福祉科学部, 教授 (20173239)

研究分担者 森下 稔  東京海洋大学, 海洋工学部, 助教授 (60300498)
堀内 孜  京都教育大学, 教育学部, 教授 (40115978)
永田 忠道  大分大学, 教育福祉科学部, 助教授 (90312199)
鈴木 康郎  筑波大学, 教育学系, 助手 (10344847)
キーワードタイ / 市民性教育 / 市民性モデル / 質問紙調査
研究概要

1 研究会の開催:3年計画の2年目として,まず日本側の分担者,研究協力者が6月14-15日に研究会を開催した。研究会では,第1年目に設定した市民性教育の研究枠組みに関して,継続議論となっている「市民性」について議論を重ねた。市民性をローカル,ナショナル,グローバルの3レベルでとらえることが確認された。また,それぞれのレベルを知識・理解,能力,価値観・態度の各局面からとらえることとし,これらのレベルと局面から,市民性の資質をモデル化した。この市民性モデルから,質問紙調査票を作成し,調査地,調査対象学校,サンプル数などについて検討した。
2 タイ及び日本での調査:日本側の分担者は,タイにおいて現地調査を行った。平田(2003/8/3-/10),永田(2003/8/7-12),鈴木(2004/1/1-1/8),スネート(2003/12/21-2004/1/15),渋谷(2004/2/22-28),野津(2004/3/23-3/28)が,それぞれ小・中・高校でインタビュー調査と質問紙調査を,バンコク,ピサヌローク,ヤラーにおいて実施した。また,タイ側のチャンタナー(2003/11/16-20,名古屋市),スモンティップ(2003/11/16-27,つくば市,東京都,京都市,大分市),サムリー(2003/11/16-27,宇治市,大分市)が日本においてインタビュー調査と質問紙調査を行った。質問紙調査については,タイ及び日本のデータの集計を終え,単純集計結果を中間報告書に掲載した。単純集計に基づく詳しい分析は第3年度に行う予定である。
3 アジア比較教育学会での発表:2003年7月21-22日にインドネシア・バンドンで開催されたアジア比較教育学会において,本テーマに関する発表を行った。
4 中間報告書の刊行:第2年目の調査研究を終えた段階で,中間報告書を刊行した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 平田利文: "新時代を生き抜くタイ人を育成"内外教育. 5383号. 6-8 (2003)

  • [文献書誌] 堀内 孜: "公教育経営改革の国際比較と日本の位置"日本教育経営学会紀要. 45号. 169-173 (2003)

  • [文献書誌] 森下 稔: "タイにおける高等教育改革戦略"東京商船大学研究報告. 54号. 79-98 (2003)

  • [文献書誌] 堀内 孜: "タイの教育改革にみる国家"教育開発研究所. 155-163 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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