研究課題/領域番号 |
14310136
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
砂岡 和子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70257286)
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研究分担者 |
楊 立明 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (10267354)
村上 公一 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (80210003)
楊 達 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (20266208)
劉 傑 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (80288018)
齋藤 泰治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (90195991)
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キーワード | 中国語チュートリアルレッスン / 遠隔教育 / E-Lerning / 海外交流 / 中国語コーパス / CALLドリル / 携帯電話利用の外国語教育 |
研究概要 |
北京大学対外漢語教育学院および台湾師範大学華語教学研究所と、テレビ会議により中国語口語能力に焦点をあて教学プログラムの国際開発を行った。平成14年は海外提携大学とインターネット経由による授業配信実験を行い、安定・高品質の送受信が可能となった。平成15年はインストラクター養成法、テキスト編集、共同研究など、コンテンツ研究を深化させ、前後期合わせ220名の早稲田大学学生に、北京大学から136駒、台湾師範大学から84駒、計220駒の遠隔授業を、平成16年度は、北京から216駒、台湾から144駒、計360駒を250名の学生に向け配信完了した。この他、平成15年度前後期計240駒、16年度前後期計480駒の対面授業も平行して実施した。TECCによる外部テスト客観的検証を行った結果、チュートリアル中国語受講生の語学力は、平成15年半期で平均10%、16年は20%向上し、30%以上上昇が10数名、最高得点が985点(満点1000点)など、個別に顕著な学習効果を挙げた。新教育モデルの安定配信と学習支援のため、平成15年10月より授業管理プラットフォームを立ち上げ(http://www.tcwaseda.net/tc/)、学生に配信する授業コメントTutorReport、授業内容と連動したWeb作文添削指導、BBS投稿、テキスト学習サポート情報など、HPと連動させた各種教学サービスと学習ソフト開発を行った。また口語能力判定テスト開発を早稲田インターナショナル(株)、教育測定研究所と共同で行い、北京大学計算語言学研究所と口語デジタルコ-パスの構築、インターナショナル、早稲田大学GITS浦野研究室とCALLドリルシステムを開発し、一部はすでに稼動し、各種教学サービスの提供と教学情報共有に成果を挙げた。平成16年8月から携帯電話端末にも対応するCALLドリルシステム開発を行った。
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