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2005 年度 研究成果報告書概要

聴覚言語障害児のリテラシーを高めるコミュニカティブアプローチの研究と教材開発

研究課題

研究課題/領域番号 14310144
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関独立行政法人国立特殊教育総合研究所

研究代表者

小田 侯朗  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育支援研究部, 統括主任研究官 (30158828)

研究分担者 松村 勘由  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育研修情報部, 総括主任研究官 (30280572)
牧野 泰美  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 企画部, 主任研究官 (80249945)
横尾 俊  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 企画部, 研究員 (90300714)
佐藤 正幸  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (50222021)
我妻 敏博  上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (00124206)
研究期間 (年度) 2002 – 2005
キーワード聴覚障害 / 言語障害 / リテラシー / コミュニケーション / 教材開発
研究概要

本研究では,近年特に重要性を増してきた聴覚言語障害児の読み書き能力(リテラシー)に焦点を当て,授業等において多用なコミュニケーション活動を複合させたリテラシー向上支援のための方法の検討とそれにかかわる教材開発作成を目的とした。具体的には,次に示すような活動を通してコミュニケーションベースのリテラシーへの働きかけについて研究を進めた。
○小学校国語科の教科書の題材を手話で解説した教材(CDROM)を作成し,これを用いて聴覚障害児を対象にコミュニケーションをべ一スにした授業を行い,その効果や課題を検討した。
○リテラシー向上への早期からの働きかけとして「SKY-HIプログラム」(米国ユタ州立大学)を紹介し,我が国における聴覚障害児の就学前におけるリテラシーへの家庭での関わりについて考察を深めた。
○聴覚障害児のコミュニケーションを喚起する題材を使用しながら,聴覚障害児教育における「考える」「読み取る」授業のあり方について,具体的な例に則して考察した。
○言語障害児に対するコミュニカティプアプロ一チの意義を改めて考察した。
○ことばの教室に通う子どもとの絵日記を用いた長期間のやりとりから,コミュニケーションをベースにしたリテラシー向上の意義や効果,そして課題を考察した。
これらの研究活動の成果は,特殊教育学会における自主シンポジウム等で発表され,また報告書としてまとめられた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 聾学校における手話活用をめぐって2006

    • 著者名/発表者名
      小田候朗
    • 雑誌名

      国立特殊教育総合研究所課題別研究報告書「聾学校におけるコミュニケーション手段に関する研究」

      ページ: 1-13

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 自主シンポジウム「ろう教育と手話( 4 )-授業の手話-」2005

    • 著者名/発表者名
      小田候朗(企画者)
    • 雑誌名

      日本特殊教育学会第 43 回大会発表論文集

      ページ: 114

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2007-12-13  

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