研究課題/領域番号 |
14310145
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 独立行政法人国立特殊教育総合研究所 |
研究代表者 |
中澤 惠江 独立行政法人 国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 室長 (60155702)
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研究分担者 |
福島 智 東京大学, 先端科学技術センター, 助教授 (50285079)
新井 千賀子 独立行政法人 国立特殊教育総合研究所, 視覚障害教育研究部, 研究員 (80300713)
佐藤 正幸 独立行政法人 国立特殊教育総合研究所, 聴覚言語障害教育研究部, 室長 (50222021)
中野 泰志 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60207850)
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キーワード | 盲ろう / 視覚聴覚二重障害 / CHARGE連合 / インターネット研修 / 遠隔教育 / 重複障害 / 視覚障害 / 聴覚障害 |
研究概要 |
研究は大きく分けて、研修コンテンツ開発研究と、海外盲ろう教育研修システムの研究に分けられる。 研修コンテンツ開発は、盲ろうの福祉・教育概論に関する資料収集、盲ろうの7つのサブグループについての実践的な資料収集、有効な研修方法の開発という3要素から成り立っている。今年度はサブグループの中で、医療との連携を緊密に必要とするCHARGE連合に焦点を当てた。海外の研修システムについては、アメリカとイギリスについて調査を行った。 研修コンテンツ開発研究と作成 ・日本およびアジア地域における盲ろう福祉についての概論テキストにむけて、研究分担者が資料を収集した。盲ろう福祉概論の基礎資料に用いる。 ・盲ろうのサブグループであるCHARGE連合に焦点を当て、事例研究・実態調査を行った。また、アメリカから、2名の研究者(医療・教育)を招聘して、家族相談会および公開講演会を開催し、その資料をもとに、CHARGE連合についての情報をまとめた資料集とビデオ教材を作成した。 ・研修方法として有効な、疑似体験についての実践資料を収集した。弱視および盲ろう疑似体験の簡易キットおよびテキストをこの資料に基いて開発する。 海外盲ろう教育研修システム研究 ・上記招聘研究者より、アメリカにおけるCHARGE連合についての研修システムについて情報を収集した。 ・研究分担者がイギリス・マンチェスター大学にて、盲ろう児の聴覚支援に関する研修方法の情報を収集した。
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