研究課題/領域番号 |
14310157
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研究機関 | 大阪外国語大学 |
研究代表者 |
武田 佐知子 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (00181412)
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研究分担者 |
高島 幸次 夙川学院短期大学, 教授 (00331786)
脇田 晴子 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (80088012)
脇田 修 財団法人大阪市文化財協会, 理事長(研究職) (50027968)
竹居 明男 同志社大学, 文学部, 教授 (80131291)
松浦 清 財団法人大阪市文化財協会, 学芸部学芸課学芸第3係, 係長(研究職) (70192333)
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キーワード | 天神信仰 / 菅原道真 / 太子信仰 / 聖徳太子 / 国民教育 / 文化政策 / 周縁 / ジェンダー |
研究概要 |
平成15年度は、以下の研究会、巡見を開催した。 【第三回研究会】平成15年5月17日 大阪天満宮文化研究所(第十四回天満天神研究会との合同開催) 伊藤純(大阪市教育委員会文化財保護課) 「唐本御影(太子像)と天神画像-画像のあり方と信仰-」 【第四回研究会】平成15年12月25日 大阪天満宮文化研究所(第十五回天満天神研究会との合同開催) 竹居明男(研究分担者) 「天神信仰研究の課題-『天神信仰編年史料集成』の刊行にちなんで-」下鶴隆(泉北高校教諭) 「太子伝と口誦系譜」 【第五回研究会】平成16年1月10日 安城市歴史博物館 天野信治(安城市歴史博物館学芸員) 「本證寺の聖徳太子孝養像と三河の太子信仰」 【第六回研究会】平成16年1月11日 石川県立歴史博物館 濱岡伸也(石川県立歴史博物館学芸員) 「石川の太子信仰と真宗」「石川県における天神信仰と菅原神社」 【第七回研究会】平成16年3月13日 大阪天満宮文化研究所(第十六回天満天神研究会との合同開催) 山本五月(立教大学大学院) 「道明寺天満宮蔵扇面貼交屏風について」今井倫子(大阪外国語大学大学院) 「太子と天神研究の課題-三河安城・加賀金沢調査の報告-」 【第二回巡見】平成15年11月14日 キリシタン遺物資料館(大阪府茨木市) 【第三回巡見】平成16年1月10日 本證寺、松韻寺、上宮寺、妙源寺、安城市歴史博物館(愛知県安城市) 【第四回巡見】平成16年1月12日 尾山神社、足軽資料館、前田土佐守家資料館・椿原神社(石川県金沢市) 【第五回巡見】平成16年3月1日 総持寺、高爪神社、気多大社・妙成寺・寺家遺跡(石川県羽咋郡) 以上の研究会、巡見により、中世、近世を通じての太子信仰と天神信仰の変遷を研究した。太子信仰においては、主に真宗寺院に所蔵される太子画像からその信仰の拡がりについて、天神信仰においては、各地における武家勢力等との関連と画像の利用について、分析、考察を行った。(800字)
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