| 研究課題/領域番号 |
14310169
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 研究機関 | 信州大学 |
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研究代表者 |
久保 亨 信州大学, 人文学部, 教授 (10143520)
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| 研究分担者 |
川井 伸一 愛知大学, 経営学部, 教授 (00267882)
笹川 裕史 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (10196149)
奥村 哲 東京都立大学, 人文学部, 教授 (80144187)
山本 真 筑波大学, 歴史人類学系, 専任講師 (20316681)
水羽 信男 広島大学, 総合科学部, 助教授 (50229712)
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| キーワード | 近代史 / 現代史 / 中華民国 / 中国国民政府 / 中国革命 / 中華人民共和国 / 建国初期 |
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| 研究概要 |
本年度は2002年6月1日の打合会で研究プロジェクト全体の進め方について話合い、内外の図書館・文書館等に所蔵されている史料を調査し、基本史料の収集整理を進め、国際会議等にも参加するとともに、(1)定例研究会(2)基本史料講読を軸とした勉強会(3)小研究会・ワークショップ等を積み重ねる、という方針を確認した。
その結果、南京、上海、北京、台北などにおける関連史料の所蔵利用状況が明らかにされ、戦後中国の地方新聞マイクロフィルム、1950年代に編纂された経済統計、1940〜1950年代の教科書など多くの貴重な史料を収集するとともに、下記の成果を得ることができた。
(1)定例研究会:下記の研究報告と討論を通じ当該テーマに関する知見を広めた。
丸山鋼二「建国初期における中国共産党による農村統治について」山本真「中国農村復興聯合委員会と華中軍政長官公署による1949年広西省減租限田」久保亨「中国の対外貿易、1940-1950年代」松村史穂「1950年代半ば都市における糧食配給制度の導入過程」加島潤「人民共和国建国初期(1949-53)の対私営工業政策」
(2)勉強会:収集整理を進めた下記のような基本史料の読解と検討を行った。
雑誌『新路』、『新中華』等の重要記事。1950年代に編纂された経済統計類。
(3)小研究会・ワークショップ:下記の集まりが企画された。
南京大学中華民国史研究センターと共催した南京座談会。国民政府の政策決定機構に関するワークショップ(2003年7月開催予定)。
そのほか研究代表者は、第13回国際経済史学会(2002.7.22-26)、上海社会科学院経済研究所主催《企業制度・企業家精神・都市経済関係》国際学術シンポジウム(2002.8.10-12)などに参加し、各国の研究者と討論・交流を深めることができた。
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