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2003 年度 実績報告書

宋代以降の中国における集団とコミュニケーション

研究課題

研究課題/領域番号 14310171
研究機関広島大学

研究代表者

岡 元司  広島大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (10290777)

研究分担者 遠藤 隆俊  高知大学, 教育学部, 助教授 (00261561)
須江 隆  日本大学, 生物資源科学部, 助教授 (90297797)
平田 茂樹  大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (90228784)
中島 楽章  九州大学, 大学院・人文科学研究院, 助教授 (10332850)
井上 徹  大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20213168)
キーワード宗族 / 墓誌 / 墓 / 祠廟 / 女性 / 地域社会 / 地域史 / 宋代
研究概要

2年目にあたる今年度は、基本的な史料の整備や海外・国内での史料調査をおこなった昨年度の成果にもとづき、各人が着実に実証論文を執筆するとともに、国内でのシンポジウムの開催や、外国での国際学界への積極的参加をおこなった。
国内においては、平成15年8月に宋代史研究会および明清史夏合宿の会の合同合宿の場を借りて、2日間にわたるシンポジウム中国宋明時代の宗族」を開催した。このシンポジウムでは、本科研のメンバーである井上徹・遠藤隆俊が基調報告をおこない、また、岡元司・須江隆・青木敦・中島楽章が発表をおこなった。このシンポジウムによる成果は平成16年度に汲古書院から出版される予定である。
また、国際的な水準の場での成果発表にも力点を置くのが、申請時に強調した本科研の特色であるが、これについては、本科研のメンバーが下記の3つの国際学会での発表をおこなった。
1.平成15年8月:慶煕大学校(韓国)での「中国宗族与生活国際学術研討会」にて、遠藤隆俊・井上徹が発表。
2.平成15年8月:シンガポールでのICAS3(Third International Convention of Asian Scholars)にて、伊原弘を座長とするパネル"What Can Local Histories Tell Us about Change in Late Imperial China?"を組織し、本科研メンバーの青木敦・中島楽章・岡元司、および米国ポートランド大学のリンダ・ウォルトン教授が、地域史研究の展望について発表・討論をおこなった。
3.平成15年10月:東呉大学(台湾)での「宋代墓誌史料的文本與實証運用学術研討会」にて、平田茂樹が発表。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 岡 元司: "南宋期浙東における墓と地域社会"中国地域と対外関係(岸田裕之編)(山川出版社). 29-61 (2003)

  • [文献書誌] 須江 隆: "徽宗時代の再検討-祠廟の記録に見える社会構造-"人間科学研究. 創刊号. 237-254 (2004)

  • [文献書誌] 井上 徹: "中国近世の宗族に関する素描"中国史研究(中国史学会・韓国). 23. 303-320 (2003)

  • [文献書誌] 青木 敦: "南宋女子分法再考"中国-社会と文化-. 18. 152-172 (2003)

  • [文献書誌] 中島楽章: "永楽年間の日明朝貢貿易"史淵. 140. 51-99 (2003)

  • [文献書誌] 中島楽章: "明代徽州の小規模同族と山林経営"明代史研究会創立三十五年記念論集(汲古書院). 285-315 (2003)

  • [文献書誌] 伊原 弘(編): "「清明上河図」を読む"勉誠出版. 383 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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