研究課題/領域番号 |
14310180
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
河村 貞枝 京都府立大学, 文学部, 教授 (70111911)
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研究分担者 |
渡辺 信一郎 京都府立大学, 文学部, 教授 (10031618)
渡邊 伸 京都府立大学, 文学部, 助教授 (70202413)
岡本 隆司 京都府立大学, 文学部, 助教授 (70260742)
上田 純一 京都府立大学, 文学部, 教授 (90176587)
川分 圭子 京都府立大学, 文学部, 助教授 (20259419)
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キーワード | 公共性 / 国境 / 外交 / 通商 / 交易 / 交通 |
研究概要 |
本年度はこれまでの3年間の研究活動を通じた報告書を作成すべく、主として報告書編集のための3回にわたる研究会を開いた。 まず5月に第1回の研究会を開催し、昨年度までの研究経過をふりかえり、成果・課題などに関して意見交換を行った。また研究代表者の河村貞枝から、報告書の編集素案が提示され、研究分担者・研究協力者への執筆依頼があった。 7月に第2回の研究会を開催し、研究分担者から執筆題目と計画が提示され、それに関して意見を交換し、地域・時代によって四部構成とする、報告書全体の編集方針を確定し、それぞれ執筆に専念することになった。また、追加的な文献資料調査を河村貞枝と岡本隆司が行うこととした。 12月に第3回の研究会を開催し、あつまった原稿の点検作業と序論の作成、および最終的な編集作業を行った。2006年2月にはすべての原稿をとりそろえ、印刷に入っており、3月に出来予定である。 研究代表者以下の寄稿題目を、以下に列挙する。河村貞枝「女性参政権国際連盟(IWSA)の草創期と月刊紙JUS SUFFRAGIIの意義」、同「国際女性評議会(ICW)の創設」、渡邊伸「改革公会議をめぐる神聖ローマ帝国と公共性」、同「ドイツにおける新聞の成立と通信」、川分圭子「英領大西洋植民地における国王の課税」、渡辺信一郎「音の帝国」、岡本隆司「『清韓論』の研究」、上田純一「足利義満と禅僧」、小林啓治「戦間期日本における国際秩序認識の構造転換」、橋本伸也(研究協力者)「ライプニッツとロシア」、本田毅彦(研究協力者)「インド高等文官たちの文筆活動」、伊藤宏二(研究協力者)訳「ヴェストファーレン講和文書の成立」。
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