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2002 年度 実績報告書

中世談義所寺院の知的交流と言説形成

研究課題

研究課題/領域番号 14310198
研究種目

基盤研究(B)

研究機関東北大学

研究代表者

曽根原 理  東北大学, 情報シナジーセンター, 助手 (30222079)

研究分担者 牧野 和夫  実践女子大学, 文学部, 教授 (70123081)
大島 薫  関西大学, 文学部, 助教授 (50319604)
伊藤 聡  茨城大学, 人文学部, 助教授 (90344829)
渡辺 匡一  信州大学, 人文学部, 助教授 (40306098)
キーワード談義所 / 聖教 / 成菩提院 / 阿裟縛抄 / 天台
研究概要

平成14年度の研究活動とその成果は、以下の通りである。
1 代表的な談義所寺院の一つとして知られている成菩提院(現滋賀県坂田郡山東町)について、昨年までに引き続き、8月20-23日で史料調査を行った。研究代表者・分担者計5名、研究協力者2名が従事し、その他学生アルバイト3名の協力を得た。今年度の調査の主な成果として、未整理分の大半について仮目録を作成できたこと、『阿裟縛抄』の断片と思われる史料の撮影を進められたこと、などが挙げられる。その成果は、2003年度版のDBや、より詳細な書誌カード、CDなどに整理されてまとめられている。15年度も同程度の日程で調査を進める予定である。
2 成菩提院の史料調査の補助作業として、同院の歴代住職とその事跡一覧作成に着手した。
3 成菩提院をはじめとする談義所寺院の調査を有効に進めるため、研究会を催した。まず、平成14年10月14日に横浜で4名の研究報告会を行った。その成果は、平成15年度に刊行予定の論集に論文として収められる予定である。次に、同15年1月18-19日に仙台で、関連文献の輪読会を催した。輪読会については、15年度にも継続する予定である。
4 その他、各自で各地の談義所寺院やその旧蔵史料の調査を行った。曽根原は、木原談義所(現熊本県下益城郡富合町)や、三途台談義所(現千葉県長生郡長南町)を実見した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 曽根原 理: "中世後期の本覚思想"中尾尭編『鎌倉仏教の思想と文化』吉川弘文館. 200-217 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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