研究課題/領域番号 |
14310198
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
曽根原 理 東北大学, 情報シナジーセンター, 助手 (30222079)
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研究分担者 |
伊藤 聡 茨城大学, 人文学部, 教授 (90344829)
大島 薫 関西大学, 文学部, 助教授 (50319604)
牧野 和夫 実践女子大学, 文学部, 教授 (70123081)
渡辺 匡一 信州大学, 人文学部, 助教授 (40306098)
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キーワード | 談義所 / 聖教 / 成菩提院 |
研究概要 |
平成17年度の研究活動とその成果は、以下の通りである。 1)代表的な談義所寺院の一つとして知られる成菩提院(滋賀県米原市)において、昨年度に引き続き8月21〜24日に現地調査を行なった。研究代表者・分担者3名、研究協力者5名に加え、学生アルバイト4名を加え、巻子本の法量調査などを進めた。 2)報告書作成のため成菩提院において、11月22〜23日に研究代表者・分担者・協力者のうち都合のつく4名で追加調査を行なった。 3)成菩提院所蔵史料の保存や修復の見通しをつけるため、地元の博物館の指導と援助により、史料を保管している蔵内部の温度・湿度調査を実施し、今後の指針を検討した。また、専門の職人に依頼し、貼り付いて閲覧不能の状態となっている一部聖教を補修し、調査を行なった。 4)昨年度の仏教文学会近江大会の報告原稿に基づき、報告を担当した者のうち5名が論考を作成し、平成18年3月発行の『仏教文学』30号に掲載される。 5)昨年度に引き続き、関連文献の輪読と調査を11月24日と平成18年3月17日に実施した。 6)日光輪王寺、三河本證寺などの成菩提院旧蔵書についても、調査を実施した。 7)4年間の活動の成果として、報告書を作成する。
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