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2003 年度 実績報告書

フランス中世における世界認識と語彙の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14310213
研究機関広島大学

研究代表者

原野 昇  広島大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80069161)

研究分担者 前田 弘隆  広島商船高等専門学校, 助教授 (60190310)
福本 直之  創価大学, 総合文化部, 教授 (50063904)
重見 晋也  名古屋大学, 大学院・文学研究科, 助手 (40303573)
キーワード中世 / フランス語学 / 語彙論
研究概要

平成15年8月にベルギーのルーヴァン・ラ・ヌーヴ大学で開催された第15回国際動物叙事詩学会において,本科研による研究成果の一部を発表した。普通名詞renardの起源に関する研究である。
また,平成15年8月に開催された広島大学フランス文学研究会においても,普通名詞renardと固有名詞Renartの関係について発表した。その原稿は「広鳥大学フランス文学研究」22号に掲載された。
平成16年3月に広島大学文学部で開催の国際研究集会「フランス中世における世界認識と語彙Colloque international sur le vocabulaire en ancien frncais」の,主招待講演者,コレージュ・ド・フランスCollege de Franceのミシェル・ザンクMichel ZINK教授と,詳細な研究打ち合わせを行った。
国内においても,広島,東京だけでなく,日本フランス語フランス文学会秋季大会の機会を利用して,大阪市でも研究打ち合わせを行った。研究打ち合わせはE-mailを利用しても,頻繁に行った。
研究代表者,研究分担者のみでなく,国内外の研究者にも広く研究協力を依頼した。その結果,国外においては,上記Michel ZlNK教授以外に,韓国のイ・ヨンフン教授,国内においては,松原秀一慶応義塾大学名誉教授(パリ在住),鈴木覺愛知県立大学名誉教授,松村剛東京大学総合文化研究科助教授,瀬戸直彦早稲田大学文学部教授,横山安由美フェリス女学院大学国際交流学部助教授,井上富江別府大学文学部教授,佐佐木茂美明星大学教授,滝口秀人立教大学文学研究科大学院生の協力を得ることができた。
研究代表者原野昇は,「狐物語」Le Roman de Renartの語彙について,研究分担者重見晋也は古フランス語の語彙をコンピュータで処理する際の問題点について,同福本直之は封建社会および騎士道の語彙について,伺前田弘隆は中世フランス文学における語彙について,それぞれ基礎研究を継続している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 原野 昇: "固有名詞Renartと普通名詞renardの間"広島大学フランス文学研究. 22. 50-61 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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