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2003 年度 実績報告書

The Illustrated London Newsの比較文化史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14310230
研究機関大手前大学

研究代表者

松村 昌家  大手前大学, 文学研究科, 教授 (90081801)

研究分担者 森 道子  大手前大学, 人文科学部, 教授 (30087697)
鈴木 利章  大手前大学, 人文科学部, 教授 (30073357)
秋山 進午  大手前大学, 人文科学部, 教授 (00126484)
尾崎 耕司  大手前大学, 人文科学部, 助教授 (10309396)
六人部 昭典  大手前大学, 人文科学部, 教授 (30239470)
キーワードイギリス / 19世紀 / メディア / 都市 / 歴史 / 文学 / 美術 / 考古学
研究概要

本研究は、大手前大学にThe Illustrated London News[以下、ILN]オリジナル版が、イラスト部分などの欠落もなくほぼ完全な状態のものとして、1842-1923年までそろっているので、これを利用し、そのイラスト部分のデータベース化を図るとともに、その主要記事を史料に用いて、歴史学、考古学、比較文学、美学様々の角度から、そのもつ意味を解明しようと言うものである。
平成15年度は、第一に、昨年度に引き続きILNのイラスト部分のIndexの作成と、その画像取り込みによるデジタル化の作業をおこない、そのデータベース化をはかった。また、同時にILN掲載のイラストIndexをテキスト化し、両者あわせてデータベースを仕上げていった。今年度は、これを第1巻(1842年)、および第5巻(1844年)から第10巻(1847年)までについておこなった。
また第二に、研究代表者松村昌家は、ILNにも描かれる岩倉遣外使節団の行動やインパクトの全体像を把握するための調査を、研究分担者尾崎耕司は、19世紀イギリス公衆衛生行政の有り様を分析するための調査を、それぞれ海外調査としてイギリスに赴き実施し、ロンドン、リヴァプール、マンチェスター、ニュー・カースル等のアーカイブズの閲覧・複写をおこなった。
第三に、研究分担者は、それぞれデジタル化されたイラストをもとに、その分類作業を実施し、また、そのうち松村昌家、六人部昭典および尾崎耕司は、東京その他国内の美術館・図書館などの調査をおこない、関連資料の収集につとめた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 松村昌家: "1862年ロンドン万国博覧会の幕末使節団(1)"大手前大学人文科学部論集. 4号. 103-120 (2004)

  • [文献書誌] 松村 昌家: "十九世紀ロンドン生活の光と影-リージェンシーからディケンズの時代へ"世界思想社. 269 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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