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2003 年度 実績報告書

ヨーロッパ人権裁判所の総合的研究・・国際人権の保障モデルとして

研究課題

研究課題/領域番号 14320009
研究機関早稲田大学

研究代表者

戸波 江二  早稲田大学, 法学部, 教授 (00155540)

研究分担者 建石 真公子  愛知学泉大学, コミュニティ政策学部, 助教授 (20308795)
北村 泰三  熊本大学, 法学部, 教授 (30153133)
薬師寺 公夫  立命館大学, 法学部, 教授 (50144613)
小畑 郁  名古屋大学, 法学研究科, 助教授 (40194617)
江島 晶子  明治大学短期大学, 法律科, 教授 (40248985)
キーワードヨーロッパ人権裁判所 / ヨーロッパ評議会 / ヨーロッパ人権条約 / 国際人権 / 人権裁判所 / 条約の国内実施 / 人権裁判所判決の国内実施 / 人権の地域的保障
研究概要

2003年度は、引き続きヨーロッパ人権裁判所の判例について研究した。7月30日〜8月1日の間、神奈川県・湘南国際村内の総合大学院大学にて研究合宿を行い、重要判例の検討と今後の判例集の編集の打合せを行った。
また、9月5日〜12日の間、ドイツ・ハイデルベルグ、マックスプランク国際法研究所、フランス・ストラスブール、ヨーロッパ人権裁判所およびヨーロッパ評議会の訪問調査を行った。マックスプランク国際法研究所の調査では、ヨーロッパでの人権保障、ヨーロッパ人権裁判所の活動の評価、ヨーロッパ人権裁判所とEU・EU裁判所との関係、アジア人権条約とアジア人権裁判所の可能性など、人権の地域的保障について、von Bogdandy所長と意見を交換した。あわせて、研究所の蔵書の調査をした。9月9日、10日の両日にわたり、ヨーロッパ人権裁判所およびヨーロッパ評議会を訪問し、聞き取り調査を行った、ヨーロッパ人権裁判所長官Wildhaher氏、副長官Costa氏、裁判官Ress氏、裁判官Polakiewicz氏、事務官Berger氏、ヨーロッパ評議会ベニス委員会事務局長Buchichio氏、ストラスブール総領事山口英一氏と会見し、ヨーロッパ人権裁判所およびヨーロッパ評議会の最近の活動について調査した。
その後、11月8日、2004年2月2〜3日(研究合宿)に研究会をもち、判例研究を行うかたわら、判例集の出版編集会議をもった。その結果、『ヨーロッパ人権裁判所の判例』を刊行することに決定し、出版を依頼した信山社との間で3月3日に会合をもち、来年5月の刊行をめざすことになった。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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