研究課題/領域番号 |
14330030
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
大平 浩二 明治学院大学, 経済学部, 教授 (20152241)
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研究分担者 |
上原 征彦 明治大学, 大学院・グローバルビジネス研究科, 教授 (70130846)
畠山 弘文 明治学院大学, 法学部, 教授 (90183087)
佐藤 成紀 明治学院大学, 経済学部, 教授 (90225954)
石井 康彦 愛知産業大学, 経営学部, 専任講師 (70305176)
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キーワード | 中国 / 私営企業 / 取引慣行 / 契約 / 機会主義 / 人脈 |
研究概要 |
本研究の基本的目的は、中国における企業の商取引慣行の調査を踏まえることによって、中国の取引慣行と先進諸国のそれとの比較を行い、それぞれがどのような位置づけにあるのかを解明することにある。換言すれば、日本ならびに欧米諸国の取引慣行と中国のそれとを、「契約重視」と「視野(期間)の長短」の二つの軸を基に、個々の契約の積み重ねである、(1)「契約の集団」、信頼関係の構築からなる(2)「関係的契約」、さらに取引の一回性より特徴付けられる(3)「機会主義」、および長期的取引によって特徴付けられる(4)「人脈的取引」の視点から、取引慣行についての国際的なフレームワークの構築を目指したものである。 今年度(平成16年度)の調査研究としては、以下の通りである。 (1)本年度の調査・研究の具体的計画案の作成、必要備品・消耗品の購入。 4月〜5月 (2)昨年度の調査を基に、その問題点や残された課題の検討。他大学研究者との研究会。 6月〜8月 (3)計画を踏まえ、現地への調査を行った。中国企業4社ならびに中国進出日系企業2社であった。今回の調査は、北京を中心に行った。 9月 (4)それを踏まえてのとりまとめ。他大学研究者との研究会。 10月から11月 (5)上記調査を、上海において行った。この調査では、上海理工大学の商学院での聞き取りを中心に行った。 12月 (6)今年度の取りまとめ 1月〜3月
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