研究課題/領域番号 |
14330038
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
高橋 紘一 日本福祉大学, 経済学部, 教授 (70288497)
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研究分担者 |
山羽 和夫 日本福祉大学, 情報社会科学部, 教授 (40288501)
関口 和雄 日本福祉大学, 経済学部, 教授 (20206626)
岩田 龍子 日本福祉大学, 経済学部, 教授 (60061397)
小木 紀親 日本福祉大学, 経済学部, 助教授 (20299358)
近藤 克則 日本福祉大学, 社会福祉学部, 助教授 (20298558)
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キーワード | 21世紀の福祉産業 / 福祉経営 / 加齢工学 / 福祉政策・福祉行政 / 市場環境と社会環境 / 福祉用具の標準化 / 社会貢献 / 企業市民 |
研究概要 |
1、1997年度から2001年度まで実施した学内の研究課題「福祉産業の展開方向」を引き続きまとめる方向で展開するとともに、新たな切り口として近年、ようやく根付いてきた「企業フィランソロピー」を付加し、科学研究費補助金に基づく3年間の研究活動の初年度に当たる2002年度は「ビジネスとしての福祉」と「社会貢献としての福祉」の両面から企業活動の調査、研究を行った。 2、「福祉ビジネス」については、これまでの研究成果を集約し、日本福祉大学研究紀要「現代と文化107号」(2002年12月25日発行)に本研究の特集号(タイトル=21世紀の福祉産業)として論文発表した。研究メンバーの9名が分担して執筆。その各表題は(1)現代的生活貧困と福祉産業(2)超高齢社会と福祉産業のmission・chance・risk(3)産業政策の枠組みと規範の選択(4)加齢社会へのニューテクノロジーの導入(5)福祉産業におけるビジネス戦略と論理(6)福祉支援活動のビジネス化と起業行動(7)地域・活性化における行政主導型マネジメントの展開(8)福祉機器開発と標準化-車いすを中心に(9)福祉用具産業の構造と特徴-である。 3、「企業フイランソロピー」については、企業、団体等のヒアリング調査を中心に展開。近年活発化しつつある「企業とNPOとの協働」に留意しながら、社会貢献活動に積極的に取り組んでいる企業、団体の幹部と意見交換した。 4、愛知県下のケアマネジャーを対象に福祉用具に関する意識調査を開始した。 5、2003年1月16日に日本福祉大学・美浜キャンパスにおいて「福祉ビジネスの現状と今後の課題」をテーマに企業経営者を交えたシンポジジウムを実施した。
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