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2004 年度 実績報告書

高齢社会における企業貢献と福祉産業のビジネス展開に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14330038
研究機関日本福祉大学

研究代表者

高橋 紘一  日本福祉大学, 福祉経営学部, 教授 (70288497)

研究分担者 岩田 龍子  日本福祉大学, 福祉経営学部, 教授 (60061397)
関口 和雄  日本福祉大学, 福祉経営学部, 教授 (20206626)
小木 紀親  日本福祉大学, 福祉経営学部, 助教授 (20299358)
山羽 和夫  日本福祉大学, 情報社会科学部, 教授 (40288501)
近藤 克則  日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (20298558)
キーワード高齢社会 / 福祉産業 / 福祉経営 / マーケティング / 社会貢献 / NPO / ジェロンテクノロジー
研究概要

1、科学研究費補助金に基づく研究課題「高齢社会における企業貢献と福祉産業のビジネス展開に関する研究」は3年計画の最終年度に当たり、過去2年間の研究成果を踏まえ、その補完する方向で調査、研究を継続した。
2、研究組織「福祉産業研究会」の研究成果として、2002年度の日本福祉大学研究紀要『現代と文化・特集号』に続いて、2004年10月に日本福祉大学『経済論集・特別号』を刊行、メンバー7名の論文を掲載するとともに、研究発表会を開催した。
3、2004年度はオーストラリアと中国を視察、福祉ビジネスと社会貢献活動に関する実情調査を行った。オーストラリアでは、障害者雇用事業所、ナーシングホーム、アジア太平洋フィランソロピーネットワークなど4箇所でヒアリング調査を行った。また、中国視察では、福祉用具研究所、車いす工場、義肢工場、老人ホーム等6箇所を視察した。
4、国内調査では、先進的な運営を行っている老人ホームやグループホーム等を視察するとともに、福祉用具メーカー、福祉施設、自治体、研究機関等の関係者、学生を交えて研究会を再三にわたって開催した。また、2002年のアメリカ視察の折に交流を深めたロサンゼルス在住の社会責任コンサルタント、ASUインターナショナル代表の斎藤槙氏の一時帰国にタイミングを合わせて名古屋キャンパスで公開講演会を開催した。
5、福祉との関連で企業の社会貢献活動を調査する課程で、NPOとの協働、企業の社会的責任に関する知見が得られた。企業の社会的責任が問い直されている昨今、時機を得た研究課題として、さらに、新たな視点で発展的に調査研究を行う必要がある。
なお、本研究メンバーの山羽和夫が本研究成果を生かし2005年5月24日〜27日名古屋国際会議場で開催の「第五回ジェロンテクノロジー国際会議」の実行委員長としてその準備に当たっているところである。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] 痴呆性高齢者の中期予測と福祉産業2004

    • 著者名/発表者名
      高橋 紘一
    • 雑誌名

      日本福祉大学 経済論集 特別号

  • [雑誌論文] 企業観の変遷と企業の社会貢献2004

    • 著者名/発表者名
      岩田 龍子
    • 雑誌名

      日本福祉大学 経済論集 特別号

      ページ: 12

  • [雑誌論文] コーズ・リレイテッド・マーケティングの研究系譜とその方向性2004

    • 著者名/発表者名
      小木 紀親
    • 雑誌名

      日本福祉大学 経済論集 特別号

      ページ: 13

  • [雑誌論文] 最近のNPOの状況と企業貢献2004

    • 著者名/発表者名
      山羽 和夫
    • 雑誌名

      日本福祉大学 経済論集 特別号

      ページ: 28

  • [雑誌論文] 障害者用福祉機器開発プロセスと成功要因2004

    • 著者名/発表者名
      秋庭 太
    • 雑誌名

      日本福祉大学 経済論集 特別号

      ページ: 19

  • [雑誌論文] 高齢者福祉施設の経営とマネジメントの新展開2004

    • 著者名/発表者名
      関口 和雄, 市川玲子
    • 雑誌名

      日本福祉大学 経済論集 28号

      ページ: 44

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2012-10-05  

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