研究分担者 |
都築 正男 上智大学, 理工学部, 助手 (80296946)
佐藤 文広 立教大学, 理学部, 教授 (20120884)
小林 俊行 京都大学, 数理解析研究所, 助教授 (80201490)
渡部 隆夫 大阪大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (30201198)
浜畑 芳紀 東京理科大学, 理工学部, 講師 (90260645)
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研究概要 |
15年度の交付申請書に記載した実施計画の進行状態を中心に述べる。 代表者・織田孝幸と分担者都築正男にGreen関数の共同研究は既に出版されたPubl. of the RIMS, Vol.39-3,(2003)における研究を高次の余次元に拡張する方向でなされた。研究は順調に進行中であるが、まだ技術的な細部に問題が残っている。 代表者・織田は研究協力者の平野幹(愛媛大学理学部)と、Sp(3,R)という階数3の実リー群上のWhittaker関数の共同研究を行い成果を得つつある。 代表者は、石井卓・真鍋廣幸の両氏との共著論文:Principal series Whittaker functions on SL(3,R), Japanese Journal of Mathematics, Vol.30-1,(2004),第6論文(約35ページ)、として完成させ、これは現在印刷中である。 研究組織に関わることとしては、2003年9月の長野県で保型形式の国際研究集会(佐藤文広主催)の外国人招待者の旅費負担、2003年12月の「代数的整数論」の集会、2004年1月の「保型形式の構成とその応用」(共に、京都大学数理解析研究所で開催)の参加者の一部の旅費を負担した。 その他、代表者の口頭発表として、国外では1)"All the contiguous relations in the principal series (g,K)-modules of Sp(2,R)",国際研究集会Locally symmetric spaces, Oberwolfach数学研究所、ドイツ、2003年9月国内では2)"Lie群上の特殊関数・局所対称空間の幾何・保型的L関数"、日本数学会秋季総合分科会の総合講演、千葉大学、2003年9月3)"The standard(g,K)-modules of Sp(2,R)I"、研究集会「保型形式の構成とその応用」、京都大学・数理解析研究所、2004年1月4)"The known and unknown on Fourier expansions of automorphic forms",研究集会「Motifとアーベル多様体のサイクル」,東北大学、2004年1月の集会で講演を行った。
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