| 研究課題/領域番号 |
14340132
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
福田 洋一 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (30133854)
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| 研究分担者 |
竹本 修三 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40027256)
東 敏博 京都大学, 大学院・理学研究科, 助手 (90135517)
佐藤 忠弘 国立天文台, 電波研究部, 教授 (10000176)
今西 祐一 東京大学, 海洋研究所, 助手 (30260516)
土井 浩一郎 国立極地研究所, 南極圏モニタリング研究センター, 助教授 (80290873)
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| キーワード | 絶対重力計 / 超伝導重力計 / GGP / 重力変化 / 衛星重力 / 重力基準点 |
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| 研究概要 |
本研究の目的は、我が国のGGP超伝導重力観測点において、絶対重力計と超伝導重力計による高精度な重力測定を並行して行うことにより、現在計画されているGRACEなどの衛星重力ミッションとのデータ比較にも耐えうる高精度な重力の時間変動データセットを構築することにある。このため、平成16年度においては、平成15年度末に実施した、南極昭和基地での絶対重力測定に引き続き、オーストラリア、キャンベラのストローム山での約2週間にわたる超伝導重力計との並行観測を実施し、良好なデータを取得した。また、その他、南極および国内の超伝導重力観測点では順調にデータの取得を続けている。一方、インドネシア・バンドンで継続していた超伝導重力観測については、同観測点における集中豪雨による浸水によると思われる機器の甚大な被害が発生し、その後の調査の結果、現時点では観測の中断を余儀なくされる結果となった。なお、インドネシアでは、バンドンでの重力測定継続が困難になったことから、今後の重力変化の基準点を確立するため、今年度、新たにジャカルタ近郊のチビノンでの絶対重力測定を実施した。
3年間の本研究期間には、インドネシアでの歴史上初の絶対重力測定、南極昭和基地での絶対重力測定、超伝導重力計データとの並行観測によるキャリブレーシヨシ、重力変化の時間的変化などについて、多くの成果が上がっており、これらの成果については、それぞれ学会等での発表、論文等をとおして公表してきたが、さらに、今年度は、それらをまとめ報告書を作成した。
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