研究分担者 |
藤井 光 秋田大学, 工学資源学部, 助手 (80332526)
佐藤 光三 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60322038)
増田 昌敬 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50190369)
藤永 好宣 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (40010988)
|
研究概要 |
メタンハイドレートは石油・天然ガスと異なりシャーベット状の固体で地価に存在するので新しい技術の導入が必要である。我々は多孔質媒体内でのハイドレート分解による流体の流れを予測する数値モデルを開発し,改良中である。この流体の流れをシミュレーションする場合,固体であるハイドレートの分解に伴う孔隙内の形状変化と多孔質媒体の流動特性(孔隙率,浸透率等)の解明が重要である。この研究ではこれらの関連性を導出する実験システムを構築し,実験中である。さらに,生産システムの最適化について,システムのモデル化ではメタンハイドレート生産手法と生産コンセプトを設定し,坑井掘削や海上設備等の主要部分には既存の技術が適用可能として設計データを算出した。メタンハイドレート生産手法としては減圧法と熱水圧入法の2ケースについて生産コンセプトモデルを設定(1)水深1000m,2)生産ガスはハイプラインで沿岸まで輸送,3)生産ガスの一部を操業燃料に使用)とした。
|