研究課題/領域番号 |
14360136
|
研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
田畑 保 明治大学, 農学部, 教授 (10308067)
|
研究分担者 |
廣政 幸生 明治大学, 農学部, 教授 (00173295)
石月 義訓 明治大学, 農学部, 助教授 (90222992)
大内 雅利 明治大学, 農学部, 教授 (60147915)
西澤 栄一郎 法政大学, 助教授 (30328900)
合田 素行 農林水産省, 農林水産政策研究所, 国際政策部長 (40134457)
|
キーワード | 循環型社会 / バイオマス / 畜産環境対策 / バイオガス / 有機性廃棄物 / 循環的利用 / 有機農業 / 地城資源循環 |
研究概要 |
1 「循環型社会形成研究会」の開催 今年度は下記のような実態調査のための準備を兼ねた研究会、これまでの調査研究結果の中間的検討のための研究会を実施した。 (1)BMW技術運動の歴史と現状(6/26)BM技術協会 秋田忠彦 (2)オランダにおける家畜糞尿政策の展開(10/3)法政大学 西沢栄一郎 (3)農業における有機性資源の循環的利用の現状と課題(12/11)農林水産政策研究所 合田素行 (4)イギリス有機農業と共通農業政策(2/10)東京経済大学 福士正博 2 国内での取り組みに関する調査研究 循環型社会形成をめぐる諸問題が純粋、鮮明に現れると考えられる離島での取り組みの検討のため、東京都八丈島の事例を取り上げ、資源の循環的利用の現状と問題点に関する実態調査を共同で行った(04年1月)。この他、秋田県JA鹿角におけるBMW技術を活用した家畜糞尿等の地域資源の循環的利用の取り組み等の実態調査を個別に行った。 3 海外での取り組みに関する調査研究 農業における資源の循環的利用の取り組みの一環として近年ヨーロッパで発展が目覚しい有機農業とそれに対する政策的支援の取り組みを取り上げ、イギリスにおける有機農業に取り組む農場の実態調査を行った(04年2月)。関連してイギリスおよびフランスの酪農経営調査(03年6月)やイタリアの実態調査(04年3月)、オランダにおける畜産糞尿対策の調査(04年2月)を行った。 合宿研究会を開催し(3/9〜3/11)、以上のような今年度の調査研究結果の総括的検討と次年度の研究計画の検討を行った。
|