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2002 年度 実績報告書

インターネットを活用した社会医学教育システムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14370131
研究機関北海道大学

研究代表者

玉城 英彦  北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60322799)

研究分担者 金城 芳秀  沖縄県立看護大学, 看護学部, 助教授 (40291140)
古瀬 慶博  三菱スペースソフトウェア(株), 技術部第3課, 課長(研究職)
陶山 昭彦  財団法人放射線影響研究所, 疫学部, 部長(研究職) (10144651)
寶珠山 務  産業医科大学, 産業生態科学研究所, 講師 (20258627)
玉腰 暁子  名古屋大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (90236737)
キーワード生涯学習 / 遠隔教育 / 疫学 / ヘルスサイエンス / 社会医学 / インターネット / e-learning / ネットワーク
研究概要

本研究の目的は、インターネットを介してヘルスサイエンスに関連する双方向性の生涯学習システムを構築し、対面教育を補填・強化しょうとするものである。このために、国内のネットワーク(スーパーコース・ジャパン研究会)を発足させ、インターネット上でスーパーコース・ジャパンのe-learningモデルを構築している。本システムとネットワークは国内だけではなく、近隣のアジア諸国との連携を視野に入れたグローバルネットワークの一翼を担うことが期待されている。そのために多言語による講義も検討している。
初年は、システムの開発とネットワークの発足、疫学を中心とした社会医学演習のためのモジュールの開発を行った。この媒体として「スーパーコース・ジャパン」のホームページを公開している。また、ヘルスサイエンスの中で特に、HIV/AIDS、老年保健、国際保健、疫学に関する講義を系統的に作成し、オンライン化しているところである。疫学に関しては、班員と日本公衆衛生協会の協力を得て、一つの体系的なモジュールを構築している。本モジュールの特徴は、1)地域保健従事者を対象としていること、2)体系的・組織的であること、3)演習問題を添えて学習成果の自己評価を可能にしたこと、4)学習を補足するためのリンク先(オンライン文献)を追加したこと、5)アクセスを迅速にするための低容量化を行ったこと、などである。
研究を進めるに当たって、平成14年10月22日(東京)および平成15年1月23日(福岡)において班会議を開催した。
研究成果の一部を、平成15年1月に日本コンピューターサイエンス学会で発表した。また、平成15年6月には日本健康教育学会においても成績の一部を報告する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Hidehiko Tamashiro: "International Health and Information Technology"第18回日本コンピュータサイエンス学会学術集会論文集. 8-11 (2003)

  • [文献書誌] 石田 浩造: "インターネットを活用した社会医学教育の試み-スーパーコース・ジャパン設立とシステム"第18回日本コンピュータサイエンス学会学術集会論文集. 38-39 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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