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2002 年度 実績報告書

新しい骨粗鬆症原因候補遺伝子の多型と骨密度の連鎖解析

研究課題

研究課題/領域番号 14370462
研究機関京都大学

研究代表者

坪山 直生  京都大学, 医療技術短期大学部, 教授 (90261221)

研究分担者 細川 昌則  愛知県心身障害者コロニー・発達障害研, 究所, 形態学部長 (00127135)
清水 基行  京都大学, 医学研究科, 助手 (10343229)
キーワード骨粗鬆症 / 骨密度 / 遺伝子多型 / モデル動物
研究概要

20才前後の若年女性の骨密度と、IFP35のgenotypeとの相関を調べる研究は京都大学医の倫理委員会を通過した。プライマーの作製及びDNAの抽出方法、骨密度の測定方法は既に確立した。また、被験者個人のプロフィール作製用のシートも完成したので、H15年4月より血液採取、骨密度測定開始である。
以前、我々はSAMP6のlow peak bone massに連鎖する第11染色体QTL上に変異のあるintervalを一つずつ持つcongenic mouseを作製し、polygene系の遺伝形式であるSAMのシステムをsingle gene系の遺伝形式に変換することに成功した。
更に今回は低骨量系のSAMP6と、高骨量系のSAMP2のintervalを持ちbackgroundがSAMP6であるcongenic系統P6. P2-pbd1b(第11染色体)をF2まで交配して、recombinationを起こしより短いSAMP2のintervalをもつsubcongenic系統を10系統作製した。これらの系統のpeak bone massを測定しcongenic mappingを行なった。途中経過ではあるが少なくとも3〜5cM程度までは原因遺伝子の位置を狭めることができた。Ifp35は現在のところはcongenic mappingの中でpositiveな領域内に存在していて除外されていないので、十分骨密度を規定する遺伝子としての候補と考えられる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Shimizu et al.: "A congenic mouse and candidate gene at the Chromosome 13 locus regulating bone density"Mamm Genome. 13(7). 335-340 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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