研究課題/領域番号 |
14370526
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
麻生 武志 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (60093176)
|
研究分担者 |
久保田 俊郎 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (50126223)
原田 竜也 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (80376748)
寺内 公一 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (90361708)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2005
|
キーワード | 栄養膜細胞 / 脱落膜 / 母児接点 / ウイルスベクター / 遺伝子治療 |
研究概要 |
本研究は、着床の分子生物学的機構の解明を進めると共に、母児接点に対するウイルスベクターを利用した遺伝子導入に関して包括的な知識を獲得し、両者の成果を統合して、母児接点を対象とする遺伝子治療に関する基礎的知見の蓄積を目指すものである。 1.妊娠初期絨毛外栄養膜細胞(extravillous trohoblast, EVT)-脱落膜相互作用を中心とする着床の分子機構の解明 ▼EVTの浸潤と脱落膜による制御を中心に、着床の分子機構を解明する。 2.母児接点におけるウイルス感染機構の解明 ▼母児接点に位置する細胞群に対する種々のウイルスの感染機構を解明するとともに、ウイルス感染がこれらの細胞群の機能に与える影響について検討する。 3.着床障害に対するウイルスベクターを用いた遺伝子治療 ▼上記IおよびIIより得られた知見を基に、ウイルスベクターを利用して着床現象に重要な遺伝子の母児接点への導入を試みる。 なお本研究計画ではヒトの子宮および胎盤等から細胞を分離し、これを研究の対象として遺伝子発現とその制御に関する解析を行うので、倫理面に十分な配慮を行った。
|