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2004 年度 実績報告書

電子カルテを目指した歯科口腔疾患総合情報システムの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 14370663
研究機関新潟大学

研究代表者

鈴木 一郎  新潟大学, 医歯学総合病院, 助教授 (80179192)

研究分担者 赤澤 宏平  新潟大学, 医歯学総合病院, 教授 (10175771)
高木 律男  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (20143795)
朔 敬  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (40145264)
林 孝文  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (80198845)
今井 博英  新潟大学, 工学部, 助手 (90303172)
キーワード電子カルテ / レセコン / ICD10 / ICD-DA / 標準病名 / MEDIS / XML / 電子カルテ3要件
研究概要

質の高い医療を能率的に提供するためには様々な医療情報の電子化・標準化と、それら情報を集約する環境としての電子カルテの開発が必須かつ急務である.しかし、歯科領域では一般医科とは異なる歯科独自の情報が数多く存在するにもかかわらず、その標準化や電子化はレセプトコンピュータ以外にはほとんど手がつけられていないのが現状である.電子カルテに関しても歯科と医科の診療形態には相違点も多く、歯科領域の電子カルテは歯科領域で固有に開発しなければならない部分が多い.
本研究では、歯科口腔領域における画像を含む総合医療情報データベースを開発し、歯科固有の医療情報の電子化手法、その入力方法、そしてデータ交換の方法としてXMLを用いた場合の問題点やその解決法を研究する.更にこのデータベースを拡張して電子カルテシステムの実装を開発し、歯科領域での電子カルテを実用化するにあたって解決すべき問題点を明らかとし、その解決をはかることを目的とする.
14年度には既存の歯科用レセコンをベースとし、その2号用紙から詳細な所見を記述するためのインターフェイスを開発したが、15年度はテキスト入力、テンプレート画像入力やレ線等の画像入力を簡便に行うことができるように拡張を行った.16年度は新潟大学の病院情報システムに接続し、臨床の現場でシステムの検証を行い、また電子カルテ3要件(真正性、見読性、保存性)を満たす実用的な方法につき検討した.また、他の電子カルテシステムとXMLベースでの情報交換を行う方法につき検討を加えた.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 大学歯科病院における診療録記載支援システム導入の評価2004

    • 著者名/発表者名
      鈴木一郎
    • 雑誌名

      医療情報学 24

      ページ: 668-669

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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