研究課題
顎関節疾患のゲノム解析については、本学の医の倫理委員会にて審査の結果、承認を受けた。1、顎関節内障(closed lock/click)患者の血液サンプルの収集本学附属病院を受診した顎関節内障(closed lock/)の患者を対象として、十分なインフォームドコンセントを行った後、同意を得られた患者より、10mlの採血を行い。各サンプルを匿名化後、5mlは冷凍保存し、5mlよりgenomic DNAを抽出している。現在の所、30例ほど保存した。2,候補遺伝子の探索関節炎自然発症モデルマウスの原因遺伝子である関節炎の発症と直接関わるマウスank遺伝子と相同なヒト遺伝子であるANKH遺伝子を候補遺伝子の一つとした。上記のgenomic DNAをテンプレートして、プロモーター領域と各11エクソンをgenomic PCRにて増幅し、エクソン-イントロン境界部とANKHの全翻訳領域の塩基配列を複数例検討しているが、現在のところ有意な変異、ポリモルフィズムは見い出されていない。更に症例数を増やして、現在検討中である。
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