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2002 年度 実績報告書

片側性唇顎口蓋裂患者に関する多施設比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 14370692
研究種目

基盤研究(B)

研究機関新潟大学

研究代表者

花田 晃治  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (90013979)

研究分担者 小野 和宏  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (40224266)
森田 修一  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (60157899)
高木 律男  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (20143795)
寺尾 恵美子  新潟大学, 歯学部附属病院, 助手 (40323993)
朝日藤 寿一  新潟大学, 歯学部附属病院, 助手 (90313519)
キーワード片側性唇顎口蓋裂 / 多施設比較研究 / randomized control trial
研究概要

本研究をはじめるにあたり、各医療施設の現状がいかなるものであるかを把握する必要があると考え、レトロスペクティブな評価を行うこととした。そこで本年度は研究を進めるにあたり、研究対象患者の選定、研究方法、資料採得方法について検討するため計3回の研究打ち合わせを行った。(第1回・平成14年5月岡山、第2回・8月新潟、第3回・平成15年1月・岡山)その結果、1992-1994年に出生し、統一した術式で手術された、片側性完全唇顎口蓋裂患者を本研究の対象とすることとした。(ただし、症候群、大奇形をもつもの、小奇形を3つ以上合わせもつもの、精神発達遅滞をもつもの、中等度以上の難聴を有するものは対象から除外することとなつた。)
次に、対象患者に関する統一したプロトコールについて検討がなされ、その結果を新潟大学の小野がまとめ統一したプロトコールを作成した。それに従い6施設(東北大学、新潟大学、東京大学、昭和大学、愛知学院大学、大阪大学)の研究分担者がそれぞれの医療機関における対象患者のプロトコールを作成した。
さらに、評価項目について検討を行った。その結果、本研究では評価項目として1.正面・側面X線規格写真を用いた顎顔面形態の評価(担当 新潟大学 森田・朝日藤)、2.口腔内模型を用いた咬合状態の評価(東京大学 須佐美)3.顔面写真を用いた口唇・鼻形態の評価(愛知学院大学 根来)4.言語機能評価(大阪大学・舘村)を行うことになり、資料の採取を開始した。
また、朝日藤、小野、高木、寺尾は新潟大学における本研究のペースとなる患者管理の現状について新潟大学歯学部附属病院口蓋裂診療班登録患者の動向によるチームアプローチの評価を行った結果を日本口蓋裂学会雑誌第27巻3号に発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 朝日藤寿一, 寺田員人, 小野和宏, 他: "新潟大学歯学部付属病院口蓋裂診療班登録患者の動向によるチームアプローチの評価について"日本口蓋裂学会雑誌. 第27巻3号. 297-306 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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