| 研究課題/領域番号 |
14370810
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(B)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
基礎・地域看護学
|
|---|
| 研究機関 | 愛知県立看護大学 |
|---|
研究代表者 |
草刈 淳子 愛知県立看護大学, 看護学部, 教授 (70114270)
|
|---|
| 研究分担者 |
箕浦 哲嗣 愛知県立看護大学, 看護学部, 助教授 (80315910)
藤井 徹也 愛知県立看護大学, 看護学部, 講師 (50275153)
山田 浩雅 愛知県立看護大学, 看護学部, 講師 (60285236)
佐藤 美紀 愛知県立看護大学, 看護学部, 助手 (10315913)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2002 – 2004
|
| キーワード | オンライン教育 / e-Learning / 看護教育 / VRML / 疑似三次元画像 / 採血学習 |
|---|
| 研究概要 |
本研究は、看護職者の生涯教育のサポートおよび教育機会の充実を目的として、IT時代にふさわしい教材の開発と効率的な教育効果をもたらす技術の開発を目標としている。
e-Learning管理サーバソフトにシャープシステムプロダクツ社製である「スタディサーバ for WEB Linux版」を導入し、ポータブル型三次元計測装置である3D Wand Ver.4.0(テクノドリーム21,東京)を用いて、人体模型や手技の様子などの実物を三次元で再現可能なVRML2.0フォーマットによってコンピュータに取り込み利用する手法を用いた。これによりコンピュータ・グラフィックスに関する専門知識を持たない教員にでも、マウス操作によって回転・拡大・縮小が可能で、あたかも現場を体験させるかのような疑似三次元立体画像を簡単にコンピュータ上に構築することが可能となった。
さらに、豊富なビデオ動画や音声素材を組み合わせただけではなく、KR(Knowledge of Results)メッセージと呼ばれる手法を用いて、回答の正誤のみならず思考過程にまで応じたきめ細かな分岐を設定し、また上記VRMLを用いた疑似三次元模型画面を提示することで、臨場感を増幅させる工夫を加えた。
学習終了最後に設定したアンケートから、e-Learningが大いに学習意欲の動機付けになること、e-Learningに対する関心は高く学習者は利便性を求めていること、そして動作環境や配信方法に若干ではあるが改善の余地が存在することが明らかとなった。
|
