研究概要 |
高等専門学校のものづくり教育には発足以来の伝統があるが,新しい時代をリードするために,高等専門学校の教育改善に関する研究を行い,「ものづくり教育」についての教育研究を行なった。下記の6つのテーマについて研究を行い,平成14年度に研究成果について中間研究発表会を開催した。また,個々の研究グループにより,学会・学会誌における研究報告を行った。 1.実践教育によるものづくり教育(i)「モノづくりのための物理教育のあり方-体験学習とITをもちいた新物理教育プログラム」(ii)「創造力を育成するための実践的ものづくり教育における教育方法の開発」(iii)玩具製作による「ものづくり教育」の進め方(iv)「もの作り教育としての学生主導実験の教育的効果」(v)「物質工学科における「ものづくり創造教育」について」 2.地域に根ざしたものづくり教育(i)「建築教育におけるものづくり教育の実践と教育評価に関する研究」(ii)「ものづくり教育による地域への貢献」 3.「ものづくりコンテスト」の実施(i)「全国学生・生徒マグネットコンテストの開催」,磁石を用いたものづくりコンテスト(ii)「RT-Linux組み込みロボットの開発教育」 4.情報分野におけるものづくり教育(i)「ソフト・ハード・ネット三位一体型の「ものづくり」教育」(ii)創造性育成のための情報処理教育手法の研究と実践(iii)「時空間的情報価値を持つものづくりを目指す教育改善の研究」 5.人文社会系分野におけるものづくり教育(i)「技と術と芸,術と俗信」(ii)「ものづくりの倫理(技術者倫理)」 6.その他のものづくり教育(i)「低学年および専攻科におけるものづくり教育」(ii)「ものづくりの企画・実際・評価に関する文書の作成法(教育プログラム試案の構成)」
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