研究課題
基盤研究(B)
H14-15年度に渡り、2年間の本研究において、以下の項目の開発が行われた。1 WebOCM(授業支援マネジメントシステム・プラットフォーム・プロトタイプ版)のSQLサーバ連動部分を開発し、実装を行った。2 XML形式からHTML形式へのWeb表示変換機能の開発と、その実装を行った。3 各科目の小テスト自動採点機能の開発と、その実装を行った。4 各科目の集計機能の開発と、その実装を行った。5 各科目の語学辞書機能の開発と、その実装を行った。6 各科目の辞書フォーマット・検索機能の開発とその実装を行った。7 アンケートシステム機能の開発と、その実装を行った。8 英語辞書データベース開発と、その実装を行った。以上の機能開発を完成させ、大阪大学サイバーメディアセンター内のサーバに実装を完了し、既成のコンテンツを載せ、稼動実施実験を行い、システムの稼動状況の調査を行った。その結果、幾つかの問題点が発見されたが、基本設計の見直しにより、安定的なデータ送信が可能となり、現在システムの基本部分はほぼ実装完了し、無事に稼動している。本年度まで開発が行われているプロトタイプ版プラットフォームは、現在、北海道大学、大阪大学、九州大学、名古屋大学等を始め、幾つかの協力校において実装され、実験授業が展開している。現時点における最大の課題は、辞書機能のマルチメディア化を含め、マルチメディア機能の充実を図ること、またユーザ・インターフェースの向上が検討されている。