研究課題/領域番号 |
14380085
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
成田 誠之助 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90063677)
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研究分担者 |
楊 達 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (20266208)
尹 明 早稲田大学, 理工学術院, 助手 (70350460)
藤田 真一 早稲田大学, メディアネットワークセンター, 講師
林 俊成 東京外国語大学, 外国語学部, 講師 (70287994)
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キーワード | e-learning / 遠隔教育 / CALL |
研究概要 |
本研究は大学等における語学の授業を中心とし,授業とその予習復習にパーソナルコンピュータ(以下PC)・携帯電話・携帯情報端末(以下PDA)といった情報機器のそれぞれの特徴を生かした汎用的な新しい教育システムを構築し,それをモデルとして広く提案するものであった。平成16年度は本研究の最終年度にあたり、前年度までに開発済みの教育システムの実際の授業・講義中での本格利用と、そのフィードバックをもとにした改良が中心となった。分担者楊が中心となって進めた中国語教育支援システムでは3Dヴァーチャル空間を利用した中国語学習環境を構築し、早稲田大学文学部で利用されている。また、その研究成果は教育システム情報学会英文誌等に採録された。分担者スワンが中心となって進めた日本語初級者対象のWebベースのCSCW環境は、早稲田大学日本語研究教育センターの授業で毎週利用され、また、分担者保坂が中心となって進めた日本語中級者対象の映像を利用した日本語教育支援システムは更に完成度を高め、CD-ROM教材として配布を予定している。これらについては、国際会議IWLeL2004等にてその成果を発表した。加えて、携帯電話やPDAとPCを利用した電子教材システムとして、XMLを利用してデバイスの種類及び教材出題形式に依存することなくそれぞれで共有して利用することが出来る日本語学習教材作成システムの開発を行い、試験運用した。これに関しては国際会議ED-MEIDA2004にて研究成果発表を行った。すべての研究は代表者成田の総括の下、分担者林、藤田が中心となって開発・保守・運用が行われた。
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