• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

マルチメディアコンテンツを含むオンラインコースの開発と大学公開講座での応用研究

研究課題

研究課題/領域番号 14380093
研究機関メディア教育開発センター

研究代表者

田代 和久  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90004077)

研究分担者 岩永 雅也  放送大学, 教養学部, 教授 (30151749)
大塚 雄作  大学評価・学位授与機, 構・評価研究部, 教授 (00160549)
佐賀 啓男  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (30196109)
萩原 敏郎  東北大学, 大学院・教育情報学研究部, 教授 (70004124)
伊藤 秀子  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (00108052)
キーワード東京大学総合研究博物館 / 学位記展 / ビデオコンテンツ / NIMEワールド / ビデオストリーミング / パンナムサット
研究概要

平成14年度においてはマルチメディア対応型の教材開発に向けての準備として東京大学総合研究博物館の企画展(『学位記』展)を素材としてビデオ収録し、コンテンツ化のための編集作業を行った。この企画展は東京大学における進行中の研究の最前線を『学位』、つまり博士課程の研究に的を当てて東京大学の知のプレゼンスの公開を図るものとして企画されたものである。ビデオ収録にあたっては29のブースの全ての展示物を収録し、編集段階で、導入としての学位の歴史、文化人類学とフィールドワークをプロローグとして、(1)自然科学の最前線(基礎研究の最前線)、(2)工学研究の最前線(応用研究の最前線)、(3)人文・社会科学研究の今、という3つの分野にまとめ、全体として東京大学の研究の最前線が総合的に理解される構成をとった。本来、この企画展自体は東京大学の研究がいかに多様な広がりを持つかを社会に向けて公開することを目的とするものではあるが、学位という点から見れば毎年1000件に及ぶ博士課程の研究の一端に過ぎないものであり、限られた資源から東京大学の多様な研究の有様を総合的に理解させるためには編集段階での整理、つまり研究分野のカテゴライズが不可欠と判断した。編集されたビデオコンテンツは著作権処理をした上でメディア教育開発センターが現在運用しているNIMEワールド(通信衛星とビデオストリーミングによる映像コンテンツの世界発信)により、世界に向けて発信する準備を進めている。NIMEワールドは広帯域の通信衛星パンナムサットの運用により世界195国での受信が可能なシステムであり、ビデオストリーミングによる配信も併用しており、世界各地からのフィードバック情報が期待される。国内的にはビデオストリーミングによる発信とその評価により今後電子メディアコンテンツ化への必要な情報を付加し、マルチメディアコンテンツとしての拡張を行っていく計画である。

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi