研究課題/領域番号 |
14380095
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
茂木 一司 群馬大学, 教育学部, 助教授 (30145445)
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研究分担者 |
福本 謹一 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (80165315)
永守 基樹 和歌山大学, 教育学部, 教授 (40164470)
森 公一 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (60210118)
直江 俊雄 筑波大学, 芸術学系, 講師 (10272212)
原田 泰 多摩美術大学, 美術学部, 助教授 (00272188)
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キーワード | 学習環境デザイン / メディア教育 / メディア教材 / 感性教育 / ワークショップ / 美術館・博物館 / 芸術教育 / 鑑賞教育 |
研究概要 |
3年間の本研究の結論として、学習環境のデザインを踏まえた「(アート)ワークショップの理論と実践」をまとめとすることに決定し、「色彩をテーマとするワークショップ(あの時あの場所色図鑑):佐藤優香コーディネイト(研究協力者)」と「障害児を対象とするメディアアート・ワークショップ(あさひdeアート2004:茂木一司コーディネイト」を実施した。前者は、2004年2月に多摩美術大学の学生を対象にプレバージョンを参考にし、兵庫県篠山チルドレンズ・ミュージアムで夏バージョン(7月4日)と秋バージョン(11月4日)を実施した。その結果、ワークショップ型学びの利点・問題点を明らかにし、そのことを中心に、「イメージ・感性開発のためのメディア活用型総合学習パッケージの開発-美術館等におけるワークショップ及び学習デザインの教材開発に関する調査・研究-」のまとめに関するパネル・ディスカッション(9月26日、同志社女子大学)を実施し、特に「ワークショップの作り方とその評価」について成果を得た(内容については、刊行予定の成果報告書を参照)。 個人研究の成果としては、茂木一司他のケータイを障害児の表現学習のツールとして活用した「知的障害児の美術教育の実践研究-ケータイというメディアの可能性-」(第37回日本美術教育連合研究発表会、2004年10月、於武蔵野美術大学)、福本謹一の総合学習に関する研究「図画工作・美術科における教科再編・統合に関する考察」(INSEA国際美術教育学会第7回ヨーロッパ会議(トルコ大会)プロシーディング)、阿部寿文の中国・上海におけるキッズゲルニカ・ワークショップ(2004年10月、「Japanese Visual Culture and the Possibility of Mural Expression」成果報告書所収)。
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