研究概要 |
平成14〜15年度の研究の達成事項は,以下の5点であり、平成14年度の研究実績は以下のとおりである。 1.研究実践協力校が共同で作成した実践題材に関するWebサイトを授業に使用する。 平成14年度:デジタルポートフォリオ・プロジェクト(以下、DPPと略す)を企画し、7人の授業実践者を中心にhttp:www.d-Project.jp/project/portfolio/main.htmlを運営し、特定の図画工作科題材に関する学習指導・学習評価の情報および児童作品を公開し更新した。 2.学習指導・学習評価にデジタルワークカードを使用する。 平成14年度:6人の授業実践者が各学校の学習環境に適したデジタルワークカードを設計し授業に用いた。その内容・サンプルを上記DPPページの「先生の部屋」の「私のデジタルワークカードとその使用方法」にPDFファイルで公開した。 3.大判サイズの作品を共同制作し,各研究実践協力校で展覧会を開催する。 A1サイズ計8枚に児童作品342点を印刷し、各授業実践校にて『「○○の気持ち」みんなの作品発表会』を開催するとともに、上記DPPページにて児童作品を掲載しお互いの作品に対するコメント交換をWeb上で案施した。 4.研究実践の報告書を作成し,デジタル・ポートフォリオの可能性をまとめる。 平成14年度:報告書の作成にむけ、児童用アンケート・教師用アンケート、DPPページでのオンラインアンケートを実施。平成14年8月3日、平成15年3月12日にDPP協議会を開催し、平成14年度のDPPの活動の成果と課題をまとめた。 5.美術科教育学会,日本教育工学学会等で研究実践の成果と課題を発表する。 平成14年度:平成14年9月29日第41回大学美術教育学会鹿児島大会にて口頭発表。平成15年春発刊予定の大学美術教育学会第35号及び美術教育学第24号にて論文発表
|