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2002 年度 実績報告書

河川をフィールドとする総合学習および環境教育のための教員養成カリキュラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14380106
研究機関奈良教育大学

研究代表者

松村 竹子  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (60031556)

研究分担者 岡村 泰斗  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (20335467)
森本 弘一  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (70243350)
松村 佳子  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (20031560)
淡野 明彦  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (30127419)
岩本 廣美  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (40243349)
キーワード河川の水質 / 水辺の植物 / 底生動物 / 環境教育体験プログラム / 小学校の環境教育
研究概要

今年度の研究は、A:河川のフィールドワークプログラムの開発とB:教員養成カリキュラムの開発、の2つの項目について行った.
A:河川のフィールドワークプログラムの開発
河川の自然環境についての理解を深めるために、これまで蓄積した河川水質の分析データおよび水辺に生育する.植物,川底に棲む底生動物の分布と水質との相関関係をまとめたデータベースを作成した。(奈良教育大学紀要51,2,1-16)、また、遊びや文化を育てる河川では、a)河川での野外活動について、能登川の源流体験や木津川のカヌー下りを通じて,河川の水辺の自然に触れ,環境に関心を惹き起こす教育プログラムを開発した.b)河川と文化芸能について奈良県洞川の水に関わる伝承行事の調査を行った.
B:教員養成カリキュラムの開発
小学校の環境教育として,先進的な取り組みを行っている七尾市立徳田小学校を訪問し,その成立の経緯,実践的な成果と課題,具体的なカリキュラムの変遷などを,インタビュー調査を通して具体的に資料収集を行った.大学の教員養成において環境教育のカリキュラムを考える際,内容から出発してその構築を考えることと(環境教育の専門性),子どもたちの活動の流れから出発してカリキュラム構築を考える2つが必要である.前者は,大学での研究で深めることはできるが,後者は,学校階梯ごとに具体的な実践の調査が必要となる.今回は,その基礎作業として,小学校の子どもたちの活動の流れから出発する環境教育カリキュラムの開発手法と実践手法を,研究主任,また学校長から聞き取り調査を行った.研究を継続的に進めてきた八崎氏より,カリキュラムの構築のノウハウや,予期せず生じる実践的な課題などを,直接聞き取った.
教員養成カリキュラムに応用できる知見を収集できた.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 松村竹子他: "河川の水質と生物相に関する研究"奈良教育大学紀要. 51.2. 1-16 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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