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2007 年度 研究成果報告書概要

日本語オンライン学習辞典の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 14380116
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本語教育
研究機関筑波大学

研究代表者

KAISER Stefan  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (20260466)

研究分担者 加納 千恵子  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (90204594)
衣川 隆生  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 助教授 (30282289)
小野 正樹  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 講師 (10302340)
坂谷内 勝  国立教育政策研究所, 研究企画開発部, 総括研究官 (70187053)
吉岡 亮衛  国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (40200951)
研究期間 (年度) 2002 – 2005
キーワードオンライン / 日本語学習辞典 / 著作権フリー / 見出し語 / 学習者の日本語レベル / インターネット
研究概要

本研究では、2,050程度の項目(辞書の見出し語)からなる辞書データベースを作成し、各項目それぞれに例文(漢字かなまじり表記)二つと、辞書項目のローマ字表記バージョン、また項目・例文に対応する英訳を付している形でMicrosoft Excelファイルにまとめあげた。これは結果的に初級の日本語学習者向けのものとなるといえる(「日本語能力試験」では、4級が800語、3級がそれを含む1,500語程度である)。用例はほぼすべてインターネットから収集したものであり、生きた現代語を反映しているが、作業としては、インターネット検索した多くの用例から適切なものを選定し、そうして選定された項目・用例に対応する英訳に多くの時間を費やした。また、学習者の日本語能力に合わせてレベル別の用例を用意した方がよいという提案に基づいてそれぞれ二つの用例を対象に適切なレベル分けに努めた。ごく一部のみであるが、インターネットで適切なレベルの用例が検索されない見出し項目については平行して作例の作成も行った。
本年度末にはさらにプロトタイプとしてインターネット上で公開する予定である。成果報告では、「あいうえお」順のエクセル・ファイルをそのまま印刷した形をとっているため、データベースのすべてのフィールドが表示できないが、A4サイズに収まるようにつとめたが、長い英訳の文章は多少右端が切れてしまうばあいもある。予定しているオンライン・バージョンではそのような問題はなく、すべてのデータを閲覧・検索することが可能になる。

  • 研究成果

    (12件)

すべて 2005 2003 2002

すべて 雑誌論文 (12件)

  • [雑誌論文] コーパスによるコロケーションの特定-日本語学習辞書の充実を目指して」『レキシコンフォーラム』2005

    • 著者名/発表者名
      大曽美恵子
    • 雑誌名

      レキシコンフォーラム No.1

      ページ: 11-23

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 終助詞『よ』『ね』『よね』再考-雑談コーパスに基づく考察-2005

    • 著者名/発表者名
      大曽美恵子
    • 雑誌名

      言語教育の新展開:牧野成一教授古稀記念論文集

      ページ: 3-15

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Corpus ni yoru collocation no tokutei : nihongo gakushuu jishono juujitsu o mezashite2005

    • 著者名/発表者名
      Ooso, Mieko
    • 雑誌名

      Lekishikon Fooramu 1

      ページ: 11-23

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [雑誌論文] Shuujoshi yo, ne, yone saikou : zatsudan corpus ni yoru saikou2005

    • 著者名/発表者名
      Ooso, Mieko
    • 雑誌名

      Gengo Kyouiku no Shintenkai : Makino Seiichi Kyouju Koki Kinen Ronbunshuu

      ページ: 3-15

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [雑誌論文] オンライン日本語学習辞典のデザインについて2003

    • 著者名/発表者名
      カイザーシュテファン
    • 雑誌名

      文芸言語研究、言語篇 第44巻

      ページ: 117-132

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] コーパスによる日本語教育の研究-コロケーション及びその誤用を中心に-2003

    • 著者名/発表者名
      大曽美恵子
    • 雑誌名

      日本語学 4月臨時増刊号

      ページ: 34-244

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] マルチリンガル日本語教育支援データベースシステムの開発と評価2003

    • 著者名/発表者名
      坂谷内勝
    • 雑誌名

      日本科学教育学会年会論文集 27

      ページ: 391-392

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Online nihongo gakushuu jiten no design ni tsuite2003

    • 著者名/発表者名
      Kaiser, Stefan
    • 雑誌名

      Bungei Gengo Kenkyuu 44

      ページ: 117-132

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [雑誌論文] Corpus ni yoru nihongo kyouiku no kenkyuu : collocation to sono goyou o chuushin ni2003

    • 著者名/発表者名
      Ooso, Mieko
    • 雑誌名

      Nihongogaku Extra April No.

      ページ: 34-244

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [雑誌論文] Multi-lingual nihongo kyouiku shien database system no kaihatsu to hyouka2003

    • 著者名/発表者名
      Sakayauchi, Masaru
    • 雑誌名

      Nihon Kagaku Kyouiku Gakkai Nenkai Ronbunshuu

      ページ: 391-392

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [雑誌論文] コーパスから得られるコロケーション情報-「影響、刺激、感動」を中心に-2002

    • 著者名/発表者名
      大曽美恵子
    • 雑誌名

      言語文化論集 第XXIII巻第2号

      ページ: 3-12

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Corpus kara mirareru collocation joohoo : eikyou, shigeki, kankyouo chuushin to shite2002

    • 著者名/発表者名
      Ooso, Mieko
    • 雑誌名

      Gengo Bunka Ronshuu XXIII-2

      ページ: 3-12

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2021-04-07  

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