研究課題/領域番号 |
14380117
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
岡崎 眸 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (80223999)
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研究分担者 |
加賀美 常美代 お茶の水女子大学, 留学生センター, 助教授 (40303755)
佐々木 泰子 お茶の水女子大学, 留学生センター, 助教授 (20251689)
村松 賢一 お茶の水女子大学, 留学生センター, 教授 (00272732)
石崎 晶子 お茶の水女子大学, 文教育学部, 助手 (10334559)
森山 新 お茶の水女子大学, 留学生センター, 助教授 (10343170)
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キーワード | 多言語多文化社会 / 日本語教師 / 共生言語 / 日本語教育実習 / 内省モデル / 年少者日本語教育 |
研究概要 |
本年度は、本研究テーマである (1)「共生言語としての日本語」の創出をゴールとするプログラムのデサイン・実施において日本語教師に必要とされている知識や技能は何か (2)従来のフォリナートーク、アコモデーション理論の知見と対照し、「共生言語としての日本語」の特徴は何か (3)プログラム参加を通じた参加者の多文化共生意識の形成と変容 の3点を明らかにするためのデータ収集を中心に行った。 具体的には、短期集中型日本語教育実習を実施し、録画・録音資料を集め、実習生が半年間週一回のペースでまとめた内省レポート、実習報告書など、日本語教師に要求される知識や技能と考えられるものを絞り込むためのデータを収集した。 また、参加者に対してインタビューをおこない、授業現場における実習生・母語話者参加者・非母語話者参加者三者が使用する日本語に焦点を当て、共生言語としての日本語の言語面から見た特徴を調べるデータとする。 (3)については、先行研究(平成11年度〜13年度 科学研究費補助金「内省モデルに基づく日本語教育実習理論の構築」)に基づいて、「多文化共生意識」を図る質問票を作成して質問紙調査を行い、時間を追った参加者の意識の変容の過程を探るデータを収集した。 平成15年度は、これらのデータをもとに研究を進める予定である。
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