研究分担者 |
藤巻 正己 立命館大学, 文学部, 教授 (60131603)
川端 基夫 龍谷大学, 経営学部, 教授 (60234118)
渋谷 鎮明 中部大学, 国際関係学部, 助教授 (60252748)
松村 嘉久 阪南大学, 国際コミュニケーション学部, 助教授 (80351675)
熊谷 圭知 お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (80153344)
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研究概要 |
1.アジア地域研究に長年たずさわったシニアの地理学者と組織・集団としてとして調査をした当時の責任者などに、自らのフィールド体験・当時の研究環境、海外調査・留学までの交渉過程などを口述してもらい、分担者が質問と討議に参加するダイアローグ形式で聞き手に回った。その主な地域・テーマは下記の通りである。佐々木高明(東・南・東南アジア)、大矢雅彦(アジアの河川)、吉野正敏(中国)、梅原弘光(フィリピン)、高橋彰(フィリピン・インド)、平戸幹夫(マレーシア)、広島大学のインド研究として,中山修一、岡田俊裕、石田寛、藤原健蔵、岡橋秀典、南杢猛、荒木一視の7名,京都大学グループの織田武雄、末尾至行、寺坂昭信(いずれも西南アジア,トルコ)、立正大学の高村弘毅、大塚昌利、内山幸久、澤田裕之(いずれも韓国,中国)、樋口節夫(韓国)、河野通博(中国)、石原潤(中国)、秋山元秀(中国)、岩田慶治(東南アジア,スリランカ)、川喜田二郎(ネパール)、大島襄二(フィリピン,太平洋地域)。これらはテープから原稿起こしを行い、それを研究分担者で整理し,略歴,業績などとともに解説を付して,日本のアジア地域研究の意義について考察した。 2.分担者およびその依頼を受けた研究協力者によって、ベトナム、フランス、アメリカ合衆国、パキスタンの地域研究環境の調査、文献・地図・統計の所在調査およびその情報交換を現地研究者と実施した。 3.地理学を修めた研究者約100名に調査テーマ、調査地、機関、カウンターパート、研究方法、地図、統計、書誌情報、成果物などについて、自由記述を重んじた質問形式でアンケートを郵送で依頼して、日本アジア地域研究データベースの作成項目について全員で議論し、回収した。本アンケートは将来的には記名による定性的データとして、CD-ROMにデータを焼き付け(別途予算による)、新たな地域研究法資料としたい。
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