| 研究課題/領域番号 |
14390049
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| 研究機関 | 慶應義塾大学 |
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研究代表者 |
小島 朋之 慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (00153536)
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| 研究分担者 |
高原 明生 立教大学, 法学部, 教授 (80240993)
佐藤 宏 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50211280)
中兼 和津次 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80114958)
園田 茂人 中央大学, 文学部, 教授 (10206683)
上田 信 立教大学, 文学部, 教授 (90151802)
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| キーワード | 中国 / 政治・経済・社会・歴史 / 構造変動 / 変動モデル / 学際 / 国際 / 体制変動 / フィールドワーク |
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| 研究概要 |
本研究は、1980年代以降に本格化した改革・開放政策による目覚しい経済発展が中国の政治経済体制にもたらした大きな変動に注目し、その変動モデルの発見を目指して学際的で国際的な共同研究に取り組むものである。経済学、政治学、社会学や歴史学などことなる専門領域をもつ日本と海外の中国研究者たちが共通した問題意識をもって、ほぼ共通のテーマに複数で取り組み、年一回の日本もしくは海外でのワークショップでの議論だけでなく、Eメールやポリコムによる遠隔会議などで意見を交換してきた。
平成14年度は共同研究のための問題意識の共有、共通テーマの設定と確認、個別研究テーマの設定などを、会議とメールや遠隔会議で進めてきた。日本および海外のメンバーがそれぞれの研究テーマをもちよって、平成15年1月11日、12日に箱根においてワークショップを開催した。
研究実績もこうした共同作業を通じて、すでにあげられはじめている。小島は中国の政治変動と腐敗の構造化について出版準備中(『中国と中華の政治社会』(芦書房))であり、中兼は所得分配の不均衡をもたらす政治経済体制について初歩的モデルを作成した。園田は都市と農村の政治参加にかんするフィールドワークを進め、佐藤は中国側と協力して大規模な農村家計調査を進め、上田は本格的に研究されてこなかった中国の環境NGOの活動を歴史的な観点から考察し始め、高原は中国政治の構造変動モデル作りを試みている。
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