研究課題/領域番号 |
14401002
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
鈴木 佳秀 新潟大学, 人文学部, 教授 (30154602)
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研究分担者 |
關尾 史郎 新潟大学, 人文学部, 教授 (70179331)
深澤 助雄 新潟大学, 人文学部, 教授 (60018645)
中西 啓子 新潟大学, 人文学部, 教授 (00143743)
中澤 敦夫 新潟大学, 人文学部, 教授 (90242388)
山内 史朗 新潟大学, 人文学部, 教授 (30210321)
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キーワード | サンクトペテルブルグ / ユーラシア諸民族 / ユーラシア史 / 多元的宗教生活 / 宗教史 / 文書館史料 / 思想史 / ロシア |
研究概要 |
研究経過 平成14年6月に、中澤敦夫は研究分担者を代表し、ロシア・サンクトブルグのロシア科学アカデミー東洋学研究所を訪れ、本年度における、我々の研究計画を伝え、調査への協力を要請した。同時に、研究所において、ロシア中世史関連の資料収集を行った。また、現地における受け入れ体制、宿泊や交通機関の確認をし、夏期に予定されている研究分担者の訪ロへの事前準備を行った。 平成14年9月に、中西啓子、深澤助雄、關尾史郎、中澤敦夫をサンクトペテルブルグに1週間派遣。ロシア科学アカデミー東洋学研究所で、中西は敦煌の蔵外仏典関連、深澤は東方キリスト教教父思想関連、關尾は敦煌仏教寺院関連、中澤はロシア中世思想史関連のデータ収集を行った。重要と思われる史料は、研究所の協力を得てマイクロフィルム化して、日本に持ち帰った。 平成15年2月には、關尾史郎・白石典之(研究分担者・新潟大学人文学部)をサンクトペテルブルグに1週間派遣。關尾はロシア科学アカデミー東洋学研究所およびエルミタージュ美術館において、敦煌をはじめとするシルクロード関連漢字文書史料のデータ収集に努めた。白石はエルミタージュ美術館およぴ人類学・民族学博物館にて、モンゴル地域出土の考古学資料を中心にデータ収集を行った。 研究実績の公開 本年度は本研究計画の初年であり、代表者および各分担者ともに、基礎的データの収集に努めたので、公表できた業績は少ない。次年度以降、さらに資料の増補と関連分野との意見交換を踏まえて、最終年度における報告書刊行に備えたい。
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