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2004 年度 実績報告書

ロシアにおける英才教育と学校の多様化・個性化に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14401006
研究機関都留文科大学

研究代表者

福田 誠治  都留文科大学, 文学部, 教授 (30128631)

研究分担者 遠藤 忠  宇都宮大学, 教育学部, 教授 (10104118)
岩崎 正吾  東京都立短期大学, 文化国際学科, 教授 (30203368)
袴田 邦子  芦屋大学, 教育学部, 教授 (50148582)
関 啓子  一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (20107155)
松永 裕二  西南学院大学, 文学部, 教授 (30128095)
キーワード英才教育 / 教育の質 / エリート教育 / エリート養成 / 特別学校 / 寄宿学校 / ロシアの子ども / 物理・数学学校
研究概要

本研究は、これまでの経験の蓄積をもちながらすでに変化を始めているロシアをフィールドとして、教育の多様化・個別化を総合的に検討しながら、英才教育の歴史的展開の研究、今日の学校多様化の実地研究、学校多様化の制度モデルの構築を行うことである。一昨年度はモスクワ、ヤロスラブリ、カザン、また昨年度はモスクワ、サマーラ、ノボシビルスクの現地調査を行った。これによって政策、実施状況、実施上の問題点などを明らかにしてきた。これと関連して、2004年9月には「ロシアにおける英才教育と学校の多様化・個性化に関する総合的調査研究-中間報告2」を編集し、刊行した。
また、ロシアにおけるエリート教育の国内研究として月1回の研究会と年1回の合宿を継続した。これは、研究分担者がそれぞれの専門性を発揮して研究を進め、毎月、国立教育政策研究所を会場にして研究会を開催するものである。
とりわけ、今年度は、ロシアからの行政関係者ならびに研究者を招聘した国際会議を開催し、会議資料を編集・刊行した。国際会議は、2004年11月22日に、国立教育政策研究所(東京都目黒区)にて開催された。川野辺敏「あいさつ」に引き続いて、モスクワ市教育政庁普通教育局長オリガ・ジェルジツカヤ氏が「モスクワ市における英才教育の実践と課題」を報告し、質疑応答に入った。続いて、ロシア連邦教育科学アカデミー心理学研究所ナタリヤ・シュマコーワ氏が「英才を育てる、『星座』の実践から」を報告し、質疑応答を行った。さらに、ジェルジツカヤ、シュマコーワ、福田誠治でパネルディスカッション「ロシアの英才教育」を行った。参加者は、国立教育研究所などの研究員と、関東近県のスーパーハイスクールの教員、国内ロシア教育研究者、および本研究の研究参加者など30名余である。
以上の成果をもとに、最終報告書を作成した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] ロシアの大学受験事情2004

    • 著者名/発表者名
      松永 裕二
    • 雑誌名

      ユーラシア研究 30

      ページ: 46-51

  • [雑誌論文] ロシアにおける教育改革の課題と展望2004

    • 著者名/発表者名
      岩崎 正吾
    • 雑誌名

      ロシア・ユーラシア研究 870

      ページ: 2-12

  • [雑誌論文] プーチン政権下の教育戦略と学校改革の動向2004

    • 著者名/発表者名
      岩崎 正吾
    • 雑誌名

      窓 129

      ページ: 28-33

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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