| 研究課題/領域番号 |
14402002
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| 研究機関 | 早稲田大学 |
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研究代表者 |
久塚 純一 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90037086)
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| 研究分担者 |
坪郷 實 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (20118061)
篠田 徹 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60196392)
岡沢 憲芙 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60063773)
藤井 浩司 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (30199278)
早田 宰 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (80264597)
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| キーワード | NPO / 行政 / 市場 / 市民社会 / 福祉 / 国際比較 / 政策 / 公共 |
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| 研究概要 |
平成14年度調査・研究では、行政、民間、NPOの協働による非公式セクターと自発セクターの"政策を育てていく道筋"について、1)自発セクターの成長プロセスの把握、2)家族に関する自発セクターの基礎的把握をおこなった。久塚純一は、日本(宅老所)とフランス(アソシアシオン)を事例に、高齢者施策の形成過程におけるNPOの役割について調査・研究した。岡沢憲芙は、北欧福祉国家諸国全体、とりわけスウェーデンのNPO活動・組織・機能を調査・研究をした。EU加盟による市場原理・競争原理の浸透、国際競争力拡充論のなかで、福祉システム維持の模索状況が分かった。篠田徹は、アメリカの障害者NPOとその公私間関係を含む組織間ネットワーク-労働組合とりわけAFL-CIOを核にした動向-の実態を把握した。坪郷實は、ドイツにおける「維持可能性の戦略」や統合的環境政策の議論を整理し、他の政策領域に環境政策を統合するための政策実施プロセスにおける市民活動(環境団体・NPO等)の役割について、調査を行った。早田宰は、イギリスにおける都市再生の議論を整理すると共に、住宅関係のNPOに焦点を当てて調査を行った。藤井浩司は、ニュージーランドで、第三の道の方向性とNPOの関係について分析した。
研究初年度の研究により、1)第三の道、あるいはソーシャル・エコノミーの潮流でNPOの比重の高まり、2)国ごとの経緯による構図の差異が把握できた。次年度は具体的な政策分野において、1)2)に焦点を当てた調査・研究を実施する。
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