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2002 年度 実績報告書

ボランティア文化の国際比較研究-日本・韓国・カナダの高校教育をめぐる社会学的調査

研究課題

研究課題/領域番号 14402003
研究機関立命館大学

研究代表者

小澤 亘  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (30268148)

研究分担者 黄 盛彬  立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (50308095)
津止 正敏  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70340479)
キーワードボランティア文化 / 比較文化 / ボランティア意識調査 / 比較社会(日本・韓国・カナダ) / ボランティア教育 / 若者調査
研究概要

本研究の特徴は、一言で表現すれば、中等教育課程におけるボランティア教育の激変期にある日本・韓国・カナダに注目し、それら3カ国の高校生を中心として、ボランティア意識の変化を3ヵ年の量的・質的調査によって把握しようとする点にある。
今年度は、韓国(ソウル)の高校生約800名、カナダ(トロント)の高校生約320名にボランティア意識のアンケート調査を実施した。これと同様な調査は、第3年次に予定しており、2年間の経年変化が把握できる予定である。
国際的調査の立ち上げ期であったが、各国の関係者の支援を得て、予定通り、調査を実施することができた。カナダにおいては、学校調査に先行してスクールボードの認可を得ることが必要であるが、トロントスクールボード責任者より支援を得ることができ、スピーディーに調査を実施できた。さらに、コミュニティー教育プログラムに関わるスクールボード関係者のインタビュー調査の実施も可能となり、公立高校4校、私立高校2校の校長(副校長)あるいはボランティア教育担当者へのインタビューと併せて実施することができた。高校生に対するインタビュー調査については、7名に対して調査が可能となった。
韓国においては、ソウル市内および郊外の10校の高校(私立8・公立2)を訪問し、調査協力を得ることができた。また、韓国における最大級のNPOであるVolunteer21のKanghyun Lee事務局長およびNPO研究の第一人者であるSungkonghoe大学のHee-Yeon Cho助教授とも交流を持つことができた。また、韓国の政府系のボランティア政策・調査機関である韓国青少年開発院およびソウル市のボランティアセンターを訪問し、資料収集と今後の調査協力の了解を得ることができた。韓国の高校生に対するインタビューは、いまだ、2名に留まっているが、今後、増加させていく予定である。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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